部下「5年間有給を使ってない…」 上司のウィットに富んだ返しに「笑えないけど笑った」 By - grape編集部 公開:2025-12-02 更新:2025-12-02 会社会社員 Share Tweet LINE 労働基準法に基づき、労働者が心身の疲労を回復してゆとりある生活を送るために付与される、有給休暇。 年10日以上付与されている従業員に対し、会社側は最低年5日取得させることが義務づけられています。 伊東(@ito_44_3)さんがXに公開した創作漫画では、こうした規則に背く、いわゆる『ブラック企業』でのユーモラスな一幕が描かれていました。 有給が取れない『ブラック企業』を描く漫画に、多くの反響 5年もの間、有給を一切使えていないという男性は、「せめて2年分だけでも…」と上司に申し出ます。 どうしても許可を出せない上司による、ウィットに富んだ返しには、「笑ってはいけない」と思いつつも、つい口角が上がってしまうでしょう。 漫画はX上で反響を集め、このようなコメントが寄せられています。 ・年に5日有給を使わせていない時点で労働基準法違反なんだが…。 ・これってお腹じゃなくて、会社がすでに壊れているってことか。 ・笑えないけど笑った。冷静に考えて2年で使えなくなるの、おかしいよね。 ・1コマ目の時点で、有給消化の義務を満たしていなくてアウトやん。 『ブラック企業』5コマを描いた作者にインタビュー grapeは、伊東さんを取材。どのような思いで、この漫画を描こうと思ったのかうかがいました。 着想のきっかけは、自身が抱く、世の中の会社に対する不信感だったそうです。 『ブラック企業』の是正が進むなかでも、「いまだに有給をまとめて取れるほど余裕のある会社は少なそうだな」と思って漫画にしました。 有給消化に関するトラブルのほかにも、職場におけるパワーハラスメントやイジメなど、深刻な社会問題が多く存在しています。 さまざまな社会制度に対する心の中の『モヤモヤ』を、伊東さんに吐き出してもらいました。 自分から調べて動かないと使えない制度や、会社独自で法的根拠がない制度がまかり通っていることは残念に思います。 扱うテーマがいくら複雑なものであっても、ちょうどいい塩梅でギャグのエッセンスを加えて作品に仕上げられる腕こそが、伊東さんの武器。 最後に、この漫画を描くうえで意識したポイントを聞いてみると、「『有給の消化』と『食べ物の消化』でダブルミーニングになるように心がけました」と答えてくれましたよ。 伊東さんはXを通じて、ジャンルの垣根を超えたさまざまなテーマの5コマ漫画を発信しています。 日々の息抜きの1つとして、伊東さんの5コマ漫画を加えてみてはいかがでしょうか。 ※本記事は投稿者様の許諾を得た上で掲載しております。 出典grape/@ito_44_3 Share Tweet LINE
労働基準法に基づき、労働者が心身の疲労を回復してゆとりある生活を送るために付与される、有給休暇。
年10日以上付与されている従業員に対し、会社側は最低年5日取得させることが義務づけられています。
伊東(@ito_44_3)さんがXに公開した創作漫画では、こうした規則に背く、いわゆる『ブラック企業』でのユーモラスな一幕が描かれていました。
有給が取れない『ブラック企業』を描く漫画に、多くの反響
5年もの間、有給を一切使えていないという男性は、「せめて2年分だけでも…」と上司に申し出ます。
どうしても許可を出せない上司による、ウィットに富んだ返しには、「笑ってはいけない」と思いつつも、つい口角が上がってしまうでしょう。
漫画はX上で反響を集め、このようなコメントが寄せられています。
・年に5日有給を使わせていない時点で労働基準法違反なんだが…。
・これってお腹じゃなくて、会社がすでに壊れているってことか。
・笑えないけど笑った。冷静に考えて2年で使えなくなるの、おかしいよね。
・1コマ目の時点で、有給消化の義務を満たしていなくてアウトやん。
『ブラック企業』5コマを描いた作者にインタビュー
grapeは、伊東さんを取材。どのような思いで、この漫画を描こうと思ったのかうかがいました。
着想のきっかけは、自身が抱く、世の中の会社に対する不信感だったそうです。
『ブラック企業』の是正が進むなかでも、「いまだに有給をまとめて取れるほど余裕のある会社は少なそうだな」と思って漫画にしました。
有給消化に関するトラブルのほかにも、職場におけるパワーハラスメントやイジメなど、深刻な社会問題が多く存在しています。
さまざまな社会制度に対する心の中の『モヤモヤ』を、伊東さんに吐き出してもらいました。
自分から調べて動かないと使えない制度や、会社独自で法的根拠がない制度がまかり通っていることは残念に思います。
扱うテーマがいくら複雑なものであっても、ちょうどいい塩梅でギャグのエッセンスを加えて作品に仕上げられる腕こそが、伊東さんの武器。
最後に、この漫画を描くうえで意識したポイントを聞いてみると、「『有給の消化』と『食べ物の消化』でダブルミーニングになるように心がけました」と答えてくれましたよ。
伊東さんはXを通じて、ジャンルの垣根を超えたさまざまなテーマの5コマ漫画を発信しています。
日々の息抜きの1つとして、伊東さんの5コマ漫画を加えてみてはいかがでしょうか。
※本記事は投稿者様の許諾を得た上で掲載しております。