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思う存分食べられる! 不漁が続き高級食材となっていたサンマ、今年は豊漁

By - 日本気象協会 tenki.jp  作成:  更新:

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去年まで不漁が続き、高級食材となっていたサンマですが、今年は一転、8月28日に根室で水揚げされたサンマは、なんと1300トン。久しぶりの豊漁に北海道の港は活気づいています。

根室、釧路など北海道の東沖で好調。水揚げ量は前年の2.4倍!!

新鮮なサンマは刺身にすると最高!!

新鮮なサンマは刺身にすると最高!!

北海道の東沖でサンマの棒受け網漁が始まり、根室市の花咲港では8月29日だけで1372トン、釧路など道東の4港を合わせると、1700トン以上の水揚げとなりました。
8月に入ってからの水揚げは好調で、10トン未満の小さい船が初水揚げした6日から29日までで6416トン。前年と比べると約2.4倍となっています。
ここ数年は連続して不漁が続いていたサンマ。昨年は1匹数百円もしていたため、地元北海道の消費者も手が出ず、「一度も買わなかった」という主婦もいたといいますが、一転して今年は安値が続き、港は活気に満ちています。

ここ数年の「暖水塊」が発達していない。ゆえに、サンマが南下しやすくなった

かば焼きもおいしいんだな~☆

かば焼きもおいしいんだな~☆

サンマの漁場である北海道の東沖にはここ数年、サンマが嫌う水温が高い「暖水塊」が居座っていたため、これが不漁の原因の一部となっていました。
ところが、水産庁の予測によると、今年は「暖水塊」が発達していないので、サンマが南下しやすくなっているといいます。9月の中旬ころにはさらにサンマが南下し、道東の沿岸に漁場が形成されるので、日帰りの漁も可能になり、さらに水揚げが期待できそうだとしています。

太った魚体。1匹100円以下の店も。今年はサンマが堪能できる!!

今年のサンマ漁は7月8日に解禁されました。7月の時点では、「今年も不漁かも」と予測されていたせいか、札幌で行われた初セリでは、1キロ50万円という最高値がつき、市場ではどよめきが起きました。
ところが、8月に入ると水揚げは好調となり、今年は例年通りの価格となりました。北海道では、1匹100円を下回る店もあるようです。また、今年のサンマは形もよく、今のところ脂のノリもまずまず。魚体は去年のものよりも平均で10gほど重くなっています。庶民の味が復活し、今年の秋の食卓に楽しみが増えました。
〈参考:北海道新聞電子版 2018年8月1日「サンマ来遊昨年上回る 水産庁予測 魚群阻む暖水塊弱く」〉
〈参考:北海道新聞 2018年08月30日1面「庶民のサンマ」復調〉

冷凍のサンマは一年中お目にかかることができますが、旬の時期の生のサンマのおいしさは、やはり格別です。ここ数年、高くて手が出せなかったサンマですが、今年は豊漁、思う存分食べられそうです。「今日の夕食はまたサンマか…」と言えるくらいに、旬のこの時期、サンマのおいしさを堪能しておきたいですね。

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出典
今年はサンマが豊漁!!記録的な不漁から一転し、庶民の味が復活

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