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このお茶ホコリが浮いてる? 実は浮いているお茶の方が美味しいってどういうこと!?

By - grape編集部  公開:  更新:

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日本の心を感じる飲み物、日本茶。

春から初夏にかけて流通する新茶の季節にお茶屋さんの前を通ると、美味しそうな香りを感じられます。

そんなお茶屋さんで働くイチさん(@ichi4649)が、先日Twitterにお茶の豆知識を投稿したところ大きな話題に。

お茶を入れた時に水面に浮かぶホコリのような物の正体。それは、毛茸(もうじ・もうじょう)と呼ばれ、お茶の新芽を守る産毛のようなものなんです。

毛茸は葉が成長し、固くなっていくと段々と失われます。つまり、お茶を入れた時に毛茸が浮かぶということは『新芽が多く使われた上質で旨味のあるお茶』ということに。

イチさんの投稿で毛茸のことを初めて知った人も多かったようで、Twitterには沢山のコメントが投稿されています。

  • 知らなかった!
  • 私もホコリだと思っていた…。
  • おいしいお茶の印なんですね。

毛茸は新茶に出やすいので、新茶を淹れるときは注意していると、見つけることができるそうです。日本茶の専門店では、お願いすると試飲をさせてくれるお店が多いので、お店で探してみてもいいかもしれませんね。

ただ、毛茸が浮かばなかったからと言って『新茶ではない、上質ではない』というわけではありませんのでご注意を。

イチさんに新茶の美味しい淹れ方を伺いました!

新茶の美味しい淹れ方

  1. 茶葉を一人分なら8g、2、3人分なら10g急須に淹れます。
  2. 80度前後のお湯を湯呑みに入れて少し冷まします。
    (湯呑みを温める目的と湯冷ましの目的があります)
  3. 湯呑みに汲んだお湯を急須に入れて、1分ほど待ちます。
  4. ゆっくりと湯呑みに注いで出来上がり!

※ 一煎目は香りを、二煎目は味を楽しんでください。二煎目はポットから直接注いでも構いません。

新茶の季節が始まったら、皆さんも毛茸が浮かんだおいしいお茶を探してみてくださいね!

出典
grape@ichi4649

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