「非常に腹が立つ」 話題の『マナー』に、陶芸家が作品で反撃! By - grape編集部 公開:2018-12-06 更新:2018-12-06 マナー Share Tweet LINE 周囲の人々を不快にさせないために存在している、マナー。テーブルマナーやビジネスマナーなど、さまざまなシーンに「守るべき立ち振る舞い」があります。 人間関係を円滑にできて便利な一方、時には『過剰なマナー』にしばられて窮屈さを感じることも。 SNS上では、次のマナーに人々から非難が集中しました。 お酒をおちょこに注ぐ時、徳利の注ぎ口から注いではいけない。 ※写真はイメージ 徳利の注ぎ口を使ってはいけない理由としては、「注ぎ口で酒を注ぐと、縁を切るという意味になってしまう」「昔は徳利の注ぎ口に毒を塗っていたこともあるため、注ぎ口以外で注ぐのが信頼の証」などが挙げられています。 しかし、信憑性に欠けることから多くの人が違和感を抱く事態に。 陶芸家からも反対の声が上がり、話題になっています。 陶芸家の作品を見てスカッとする人が続出! 『徳利のマナー』の定着に反対したのは、福岡県で活動している陶芸家の枯山水(@Karesansui_CW)さん。 徳利を作る側として看過できなかった枯山水さんは、こんな作品で『徳利のマナー』を打ち破りました。 「注ぎ口が…3か所もある!?」 マナー講師撲滅用とっくり作りました。 注ぎ口を3箇所用意して角度を調整したことにより無理に注ぎ口を避けるとあらぬ方向に酒が流れてテーブルを汚す仕組みです。なお、花弁のような口にすることでインスタ映えも狙っています☆ pic.twitter.com/J9n449MdQY — 枯山水 (@Karesansui_CW) 2018年12月1日 花弁のような注ぎ口を持つ徳利。可憐な反面、「絶対に注ぎ口を使わせてやる」という枯山水さんの強い意志が感じられます! 枯山水さんは、「これはジョークグッズだ」としながらも、作品に込めた熱い想いを次のように語りました。 これはジョークグッズなんですけど真面目な話、結構激おこ案件なんですよね。徳利の注ぎ口は使い手に気持ちよく使って頂きたいという親切心から付けるんです。全く理にかなわないマナーで作り手の善意踏み躙るのやめませんか? — 枯山水 (@Karesansui_CW) 2018年12月1日 道具を作る人の想いを無視したマナーは、作者からすれば到底受け入れることのできないものでした。 枯山水さんがコメントと共に作品をTwitterで公開すると、たちまち大人気に!枯山水さんの姿勢や作品に、称賛の声が多数寄せられています。 【ネットの反応】 ・痛快な意趣返しですね! ・不合理なマナーはいりません。本当、徳利の作者に失礼ですよ。 ・マナーへの反発で生まれた作品だけど、それにしてもいいデザイン。 ・結果的に、左利きの人にも優しいユニバーサルデザインになっていますね! そのほか、「注ぎ口の形がツバキの種に似ているのでは」「ほかの花にも見える」という意見も。雅な形から徳利の購入希望者が殺到し、なんと販売も決定したそうです。 今回の出来事を通して、マナーとは何なのかを改めて考えたくなりますね。 出典grape/@Karesansui_CW Share Tweet LINE
周囲の人々を不快にさせないために存在している、マナー。テーブルマナーやビジネスマナーなど、さまざまなシーンに「守るべき立ち振る舞い」があります。
人間関係を円滑にできて便利な一方、時には『過剰なマナー』にしばられて窮屈さを感じることも。
SNS上では、次のマナーに人々から非難が集中しました。
お酒をおちょこに注ぐ時、徳利の注ぎ口から注いではいけない。
※写真はイメージ
徳利の注ぎ口を使ってはいけない理由としては、「注ぎ口で酒を注ぐと、縁を切るという意味になってしまう」「昔は徳利の注ぎ口に毒を塗っていたこともあるため、注ぎ口以外で注ぐのが信頼の証」などが挙げられています。
しかし、信憑性に欠けることから多くの人が違和感を抱く事態に。
陶芸家からも反対の声が上がり、話題になっています。
陶芸家の作品を見てスカッとする人が続出!
『徳利のマナー』の定着に反対したのは、福岡県で活動している陶芸家の枯山水(@Karesansui_CW)さん。
徳利を作る側として看過できなかった枯山水さんは、こんな作品で『徳利のマナー』を打ち破りました。
「注ぎ口が…3か所もある!?」
花弁のような注ぎ口を持つ徳利。可憐な反面、「絶対に注ぎ口を使わせてやる」という枯山水さんの強い意志が感じられます!
枯山水さんは、「これはジョークグッズだ」としながらも、作品に込めた熱い想いを次のように語りました。
道具を作る人の想いを無視したマナーは、作者からすれば到底受け入れることのできないものでした。
枯山水さんがコメントと共に作品をTwitterで公開すると、たちまち大人気に!枯山水さんの姿勢や作品に、称賛の声が多数寄せられています。
【ネットの反応】
・痛快な意趣返しですね!
・不合理なマナーはいりません。本当、徳利の作者に失礼ですよ。
・マナーへの反発で生まれた作品だけど、それにしてもいいデザイン。
・結果的に、左利きの人にも優しいユニバーサルデザインになっていますね!
そのほか、「注ぎ口の形がツバキの種に似ているのでは」「ほかの花にも見える」という意見も。雅な形から徳利の購入希望者が殺到し、なんと販売も決定したそうです。
今回の出来事を通して、マナーとは何なのかを改めて考えたくなりますね。