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台風時におにぎりを握り続ける恋人 「そんなに握らなくても」と声をかけると…

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

2019年10月12~13日にかけて、各地で甚大な被害をもたらした大型の台風19号。接近前から、停電や浸水などの被害が懸念されていました。

そんな中インディーズバンド『3markets[ ]』のかざま(@kazamatakafumi)さんの恋人は、おにぎりを握り続けていたといいます。

きっと恋人は、停電になってしまうことを恐れ、電気がなくても食べられるように準備していたのでしょう。

かざまさんは、そんな恋人の姿を見て不安を和らげようと、このように声をかけたといいます。

「そんなにおにぎりを握らなくても、きっと大丈夫だよ」

しかし、恋人はおにぎりを握り続ける理由をこのように答えたのです。

「あなたや私は大丈夫かもしれないけれど、大丈夫じゃない人がいた時に配れるように握っているの」

なんと恋人は「自分たちに被害がなくても、食べるものがないまま避難している人たちがいたら、おにぎりを配ろう」と考えていたのです。

かざまさんは、そんな恋人のことを「すごいな」と思ったといいます。

恋人の他人を思いやる気持ちに、多くの人が尊敬の念を抱きました。

・大変な時に他人のことまで考えられるなんてすごいな。

・素敵な恋人ですね。不安を和らげようとする、かざまさんも素敵です。

・なかなかそこまで考えられないから尊敬する。

日常生活とは違うことが起きると、パニックになってしまったり、自分のことで精いっぱいになったりしてしまうでしょう。

ですが、かざまさんの恋人のように周りの人の『もしも』を考えられるようにしたいですね。

出典
grape@kazamatakafumi

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