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「そんな客までいるの?」 夜行バスの運転士が明かす『止めてほしいこと』

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

2018年、『高速バスでのアナウンス』に関する投稿がTwitter上で話題になりました。

投稿の内容を見ると、発車前からリクライニングシートの背もたれが最大限まで倒されていたとのこと。運転手からは「好きな角度に直してください」とアナウンスがあったのだといいます。

後ろの席の人に遠慮してしまい背もたれが倒しにくいと感じる人がいる一方で、ひと言もなく最大まで背もたれを倒す人もいるなど、たびたびその使いかたが問題になる高速バス。

先の投稿が話題になったのも、そうした高速バスならではのルールやマナーに関して、多くの人が関心をもっているからなのでしょう。

夜行バスの運転士として働いていたえっきー(@etuki0323)さんは、乗客に『止めてほしい』と感じる7つの事柄を投稿。

乗客のマナーを問う内容に、反響が寄せられています。

「サービスエリアで戻ってこない」「渋滞にクレーム」など驚きの乗客たち

「そんな人がいるのか」と驚きの声も寄せられた、元運転士が語る『止めてほしい』ことリスト。投稿者さんは、自分の経験談を交え、以下のように紹介しています。

1…「サービスエリアで戻ってこない」
これマジで止めてくれ。置いて行くぞ。他の人も巻き添えで遅れる。自分は5分待って来なかったら置いてく。

2…「体調不良を言わない」
戻す前に言ってくれればどっかサービスエリアとか安全な所止まるよー。
戻されると最悪代車出して大遅延する事あるから体調不良や急なトイレは遠慮なく運転士に言って大丈夫。

3…「電車の遅れで発車に間に合わない」
自己責任。20分前には最寄り駅に着くのが理想。観光バスじゃないから1分たりとも待たないよ。

4…「リクライニングトラブル系」
後ろの人に一声かけてから倒しましょう。倒す角度は自由です。寝る為の物だから。
ただ一声かけないで倒すと後ろの人の飲み物が溢れたりするトラブルがあります。

5…「暗い車内でスマホをいじる」
明るさを最小限にしても周りに目立ちます。映画館と一緒。使うならブランケットで隠すとか周りへの配慮を。
これ結構トラブルになる。

6…「渋滞クレーム」
乗務員だって早く帰りたいです。でもどうにも出来ません。
高速バス、夜行バスは路線バスだから決まったルート以外は基本的に通れません。法律違反になる場合があります。

7…「シートベルト締めない」
事故ったら吹っ飛んで死にます。前の座席に叩きつけられて前の人も被害に合います。
時速100kmで事故ったら高さ5F建てのビルから落ちるのと同じ衝撃を食らいます。
自分は再三言ってシートベルト締めない人居たら最悪追い出す事があります。

8…「トイレでタバコを吸う」
嘘みたいだけど居るんだなこれ…。家事になるからやめて。その真下燃料タンクよ。

@etuki0323 ーより引用

こうして見ると、「サービスエリアで戻ってこない」「トイレでタバコを吸う」といった、自分本位な行動をとる乗客がいることに、驚きのあまり言葉を失ってしまいます。

「シートベルト締めない」に至っては、命に関わる事柄。もはや高速バスに限らず、世間一般的な『ルール』です。

しかし、あまり高速バスを使わない人からしてみると、知らなくて当たり前なことも多く、投稿には「いろいろ知れてよかった」といったコメントも。

【ネットの声】

・今度、夜行バスを使う予定なので助かります!

・自分の物差しでものをいうのもアレだけど、こういうささいだけど当然のことが守れない人って、意外といるものなのですね。

・これは夜行バスに貼るべき!

投稿者さんがあげたのは、マナーの範囲内のものから必ず守るべきルールまでさまざま。長時間乗るからこそ、乗客一人ひとりが心がけたいものです。

その心がけが、快適な空間を作り出すのではないでしょうか。

出典
grape@etuki0323

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