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たこ焼き店に寄せられた、客からの心ない声 店主の『メッセージ』に、心がえぐられる

By - grape編集部  公開:  更新:

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※ 写真はイメージ

2021年1月の初め、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の流行にともない、一部の地域を対象に緊急事態宣言が発令されました。

政府は、緊急事態宣言が発令されている地域の飲食店に対して営業時間の短縮を要請。それに従った場合は、対象の店に『協力金』を支払うことで支援する方針を明かしています。

大阪府のたこ焼き店が悲痛な想いをつづる

2か月もの間、緊急事態宣言の対象となっていた大阪府。同年3月6日現在、大阪府では緊急事態宣言が解除されたものの、2か月におよぶ営業時間の短縮は、各飲食店に大きな影響をもたらしています。

大阪府大阪市にある、お持ち帰り専門のたこ焼き店『たこ焼たこば』(@sparmdrum)。

「本当はこんなことはお伝えしたくありません」と苦しい胸のうちを明かし、緊急事態宣言下で自身に起きた出来事をつづりました。

1/2に倒れ、入院しまして、2/3から営業を再開して1か月が経ちました。

多くの皆さまからの励ましや、優しいお心遣いに、毎日、感謝の日々です。

一方で日に何度も何度も、「支援金で旅行でも行ってたん?」「飲食店は働かなくてもお金が入っていいねぇ」「車、買い換えたらしいやん?」など、言葉の暴力に精神が病みそうになる日々です。

毎日、店まで来て仕込みをするもののシャッターを開ける勇気が出ず、開店が遅れます。

どうか知っておいてください。

お持ち帰り専門店はコロナに関する支援金は出ません。

大阪生まれ大坂育ちです。

大阪人の独特の義理人情は大好きです。

それでも、あまりにもいう言葉がキツイです。

何もいわずにイヤミだけをいって立ち去るのは辞めてください。

今の私にはコロナウイルスより、人間のほうが怖いです。

1月初めに倒れて入院していたという店主。2月3日から営業を再開したところ、一部の客から「飲食店は働かなくてもお金が入っていいね」といった心ない言葉をかけられたといいます。

中には、商品を買わずにイヤミともとれる言葉だけを告げて去る客もいるのだとか。

ただでさえコロナ禍で不安な状況の中、客から酷い言葉を投げかけられて、店主は本来与えられるべきでない精神的苦痛に悩んだことでしょう。

そもそも『たこ焼たこば』はお持ち帰り専門店のため、政府が定める時短協力金の対象外です。

仮に協力金を受け取っていたとしても、それは飲食店が経営を続けるために受けるものであり、周囲から嫌味をいわれる筋合いはありません。

店主が最後につづった「今の私にはコロナウイルスより、人間のほうが怖いです」というメッセージが心に突き刺さります。

【ネットの声】

・何も事情を知らないくせに、いいたいことをいうだけいう人っていますよね。

・必死に頑張っている人を誹謗中傷するなんて許せません。気にしないで、どうかお身体を大切に…。応援しています。

・飲食店を経営していますが、うちも対象ではありませんでした。でも周囲からは協力金を受け取っていると思われています。

コロナウイルスの流行後、私たちの生活は一変しました。多くの人が不安を抱えながら生活している時こそ、思いやる気持ちを忘れずに、助け合っていきたいですね。

出典
grape@sparmdrum

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