育児放棄しようとする母牛 すると、農家の男性が…動画に「すげえや」と称賛の声! By - grape編集部 公開:2021-04-01 更新:2021-04-01 動画子育て親子 Share Tweet LINE 「子供を産んだら、母親は自然と子育てができる」 人間をはじめ、さまざまな動物がそう思われがちですが、すぐに状況の変化に適応できる母親ばかりとも限りません。 時には、経験豊富な第三者にサポートしてもらって、やっと子育てに慣れるケースもあるのです。 牛の親子のために人間ができること 兵庫県美方郡で、但馬牛農家を営む田中一馬(@tanakakazuma)さんが、ある牛の親子の動画をTwitterに公開しました。 牛のお母さんは初産で、自分の産んだ子牛を怖がりパニックになってしまったそう。 そこで田中さんは、牛のお母さんと子牛の間に入り、親子関係をつなぐことにしました! 田中さんが身をていして2頭の間に入り、双方に「怖くないよ」と伝えている姿をごらんください。 自分が産んだ子牛が怖い→パニックで蹴る→母さんが怖い→乳を飲まなくなる。生き物だもの。そんなケースだって普通にあるよね。親にしか出来ないことがある一方で、人だからこそ出来ることもある。脚持ち哺乳法は「怖くないよ」を間に入って伝える技術。放置しない。それが人の役目なのだ。(続く) pic.twitter.com/V4IkW14Qoj — 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) March 26, 2021 お母さん牛の片足を持つことでバランスを不安定にし、子牛を蹴れないようにした田中さん。 時間をかけて慣らしていくと、4日後には片足を持たなくても大丈夫な状態になりました。 お母さん牛の首や背中をかいて気を紛らせると、授乳中も大人しくなってくれます。 でもやっぱり脚持ち哺乳は子牛のためで、親牛にはストレスの極みなんだよね。いつまでも動きを封じるのではなく少しずつ離れることも大切だと感じてる。脚を下ろす→ロープを解く→軽く叩いて気を逸らす→掻き掻きする→離す。諦めも含めて、この任せるまでの判断と匙加減が牛飼いの技術だと僕は思う。 pic.twitter.com/Uc26DBO8vV — 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) March 26, 2021 その後、親子同室にできるまで関係が改善。 田中さんの手腕や、農家としての『プロの姿勢』に、多くの人が心打たれました。 ・すげえや…。感動してしまった…。 ・出産後に人間は育児放棄などいろいろありますが、牛も同じなのですね。 ・あらゆる動物が、本当は手助けがないと子育てが難しいのかも。 ・いち早いプロの介入の大切さがよく分かりました。感服です。 ・周囲の助けがあって、初めて母親になるのだなあ。動画を見て思わず応援してしまいました。 人間の親子と、牛の親子の姿を重ねる人が多く、子育てについて深く考えさせられたようです。 動物たちの『本当の姿』を見て、思い込みが解けることは多いもの。子育てには的確なサポートが必要な場面もあることを、改めて認識したいですね。 出典grape/@tanakakazuma Share Tweet LINE
「子供を産んだら、母親は自然と子育てができる」
人間をはじめ、さまざまな動物がそう思われがちですが、すぐに状況の変化に適応できる母親ばかりとも限りません。
時には、経験豊富な第三者にサポートしてもらって、やっと子育てに慣れるケースもあるのです。
牛の親子のために人間ができること
兵庫県美方郡で、但馬牛農家を営む田中一馬(@tanakakazuma)さんが、ある牛の親子の動画をTwitterに公開しました。
牛のお母さんは初産で、自分の産んだ子牛を怖がりパニックになってしまったそう。
そこで田中さんは、牛のお母さんと子牛の間に入り、親子関係をつなぐことにしました!
田中さんが身をていして2頭の間に入り、双方に「怖くないよ」と伝えている姿をごらんください。
お母さん牛の片足を持つことでバランスを不安定にし、子牛を蹴れないようにした田中さん。
時間をかけて慣らしていくと、4日後には片足を持たなくても大丈夫な状態になりました。
お母さん牛の首や背中をかいて気を紛らせると、授乳中も大人しくなってくれます。
その後、親子同室にできるまで関係が改善。
田中さんの手腕や、農家としての『プロの姿勢』に、多くの人が心打たれました。
・すげえや…。感動してしまった…。
・出産後に人間は育児放棄などいろいろありますが、牛も同じなのですね。
・あらゆる動物が、本当は手助けがないと子育てが難しいのかも。
・いち早いプロの介入の大切さがよく分かりました。感服です。
・周囲の助けがあって、初めて母親になるのだなあ。動画を見て思わず応援してしまいました。
人間の親子と、牛の親子の姿を重ねる人が多く、子育てについて深く考えさせられたようです。
動物たちの『本当の姿』を見て、思い込みが解けることは多いもの。子育てには的確なサポートが必要な場面もあることを、改めて認識したいですね。