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「こんな行為、やめてください」 動物園で起こった出来事に「信じられない」の声

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

動物の飼い主になるということは、ペットの保護者となり、一生の責任を持ち、最期を見届けるということ。

しかし残念なことに、その飼い主としての責務をまっとうせず、自分の都合でペットの飼育を放棄する人は絶えません。

福山市立動物園、動物園へのペット遺棄に怒り

2022年10月19日、広島県福山市にある公立動物園『福山市立動物園』がTwitterアカウントを更新。

普段は園内で暮らす動物たちの日常や、動物園のイベント情報などをアナウンスしている同アカウントですが、この日の投稿は普段と異なるものでした。

この日の昼頃、動物園の入り口付近で、段ボールに入れられた状態の5匹の子猫が捨てられていたといいます。

子猫を捨てた人は、「動物園なら引き取ってくれるかもしれない」と思ったのでしょうか。しかし、『福山市立動物園』がいうように、動物園はそういった場所ではありません。

『福山市立動物園』の訴えは拡散され、多くの人が子猫を捨てた人に対し「そんなことをする人がいるなんて、信じられない…」「酷すぎて涙が出た」といった声が上がりました。

ほかにも報告されている、動物園へのペット遺棄

悲しいことに、動物園にペットを捨てる人は珍しくないといいます。

2019年には、栃木県宇都宮市にある『宇都宮動物園』でラブラドールレトリーバーやゴールデンレトリーバーの子犬が、3回にわたって合計20匹以上捨てられていました。

中には「もう手に負えない」「近所の人からクレームが来た」といった理由で、動物園にペットを持ち込む人もいるのだそうです。

先述したように、飼い主はペットを大切に育て、一生を見届ける義務があります。

動物の愛護及び管理に関する法律により、動物を遺棄した場合は1年以下の懲役、または100万円以下の罰金に処することとされています。

どんな理由があっても、動物を捨てるのは犯罪です。捨てることで他者にペットを押し付けるのは、優しさではありません。

出典
grape@FukuyamaZoo

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