突然、乗客にお菓子を渡してきたCA　そこには『メモ』が紛れ込んでいて？　理由に反響

乗客に快適な空の旅を提供するため、接客マニュアルを設けている航空会社は珍しくありません。

しかし、場合によっては、キャビンアテンダント（以下、CA）個人の判断に基づいた例外的な対応がとられることも。

プレシズ（@precise_ddr）さんは、自身が感動したCAの対応をTwitterに投稿しました。

ソラシドエアのCAの対応に、乗客「すごかった」

航空会社『ソラシドエア』を利用した投稿者さん。隣の席には、４～５歳ぐらいの少年とその母親が座っていたといいます。

少年は母親に抱っこされていたものの落ち着きがなく、頭突きに肘打ち、さらには蹴りと、それらは隣に座っていた投稿者さんに当たっていました。

子供が落ち着きがないのは仕方がないと投稿者さんは理解していましたが、この状況が数時間続くことを想像し、戦々恐々としていたといいます。

すると、そこに『ソラシドエア』のCAがやって来て、投稿者さんにお菓子を渡してきたのです。

それは乗客全員へのサービスではなく、投稿者さんが注文したものでもありませんでした。

即席で用意したのか、破られたあとが残るメモ用紙には、席の移動を確認する文面がつづられていました。

お菓子がつめられたビニール袋に紛れ込ませることで、言葉を交わすことなく、投稿者さんの意思を確認したCA。

投稿者さんは「こちらからは、いいだしづらい内容でもあるので、乗務員さんの機転のきいた対応には本当に助けられました」と、CAの対応に感心せずにはいられませんでした。

親子への配慮も感じ、その場の状況を乱すことなく穏便に済ませる、CAのスマートな対応は反響を呼び、さまざまなコメントが寄せられています。

さまざまな人が同じ場に集まる環境では、時にはトラブルが起きてしまうもの。

トラブルを未然に防ぎ、かつ乗客一人ひとりへの配慮を欠かさないその対応に、プロの『おもてなし』とは何かを教えてもらった気がします。