新千歳空港の『紛失トラブル』 巻き込まれた人々は「気の毒だけど…」 By - grape編集部 公開:2024-08-20 更新:2024-08-20 北海道空港飛行機 Share Tweet LINE ※写真はイメージ 2024年のお盆は8月13~16日。 帰省や行楽に出かけた人のUターンラッシュで、同月17日は公共交通機関が混み合いました。 北海道の千歳市と苫小牧市にまたがる、新千歳空港も利用客の対応に追われる中、トラブルが発生して保安検査が中断される事態に。 午後には安全が確認され、保安検査が再開されましたが、判明した原因が注目を集めています。 新千歳空港の店からなくなった刃物 空港は、事故や事件を防ぐため、利用客の荷物を保安検査場で確認します。 『機内持ち込み制限品目』の1つに定められた、凶器となり得る刃物類を所持していた場合は、保安検査場で回収するとのこと。 そのため、基本的に規制エリア内に危険物は持ち込めません。 ※写真はイメージ しかし、同日の午前中、人々の安全が脅かされる出来事が発生し、空港に緊張が走りました。 保安検査場内にある店が、許可を得た上で使用していた仕事用のハサミを紛失したのです。 事態を受けた空港は、保安検査をやり直す決断を下し、運航に大きな遅れが生じました。 空港の対応に不満の声 それ以上に多かったのは? 保安検査が中断されている間、空港ではスタッフに怒りをぶつける利用客の姿が目撃されました。 ビジネス関係や冠婚葬祭など、予定によっては調整しがたい場合もあるため、焦る気持ちに共感できる部分はあるでしょう。 ネット上では「最悪」「たかがハサミ1本でこんなに騒ぐ?」などの、批判的な声も散見されます。 一方で、空港側の判断を支持するコメントも、SNS上には多数投稿されていました。 ・予定が崩れた人は気の毒だけど、安全運航のためなら仕方がないと思うんだ。 ・隠すことなく「紛失しました」と報告した店員の行動は正しい。ミスの報告や、安全確認の積み重ねが人の命を守るんだよ。 ・調査した結果『店のどこかに仕舞い込んでいた』とかの結末でも全然かまわない。誰かが殺傷される、最悪の展開さえなければ万事OK! ・お疲れ様です。多忙な中、イレギュラーな事態に対応した、スタッフのみなさんに感謝したい。 万が一、悪意を持った人物が規制エリア内で危険物を所持していたら、あまりにも危険です。 自身や大切な人の命と比べたら、ある程度の予定のずれは、許容できるのではないでしょうか。 『安全な空の旅』は、航空関連の各社が、過去に発生したハイジャック事件などを教訓とし、対策を講じてきたからこそ。 非常時には、利用客と空港が協力して事態を収拾し、できるだけ早く日常を取り戻したいものです。 出典grape Share Tweet LINE
2024年のお盆は8月13~16日。
帰省や行楽に出かけた人のUターンラッシュで、同月17日は公共交通機関が混み合いました。
北海道の千歳市と苫小牧市にまたがる、新千歳空港も利用客の対応に追われる中、トラブルが発生して保安検査が中断される事態に。
午後には安全が確認され、保安検査が再開されましたが、判明した原因が注目を集めています。
新千歳空港の店からなくなった刃物
空港は、事故や事件を防ぐため、利用客の荷物を保安検査場で確認します。
『機内持ち込み制限品目』の1つに定められた、凶器となり得る刃物類を所持していた場合は、保安検査場で回収するとのこと。
そのため、基本的に規制エリア内に危険物は持ち込めません。
※写真はイメージ
しかし、同日の午前中、人々の安全が脅かされる出来事が発生し、空港に緊張が走りました。
保安検査場内にある店が、許可を得た上で使用していた仕事用のハサミを紛失したのです。
事態を受けた空港は、保安検査をやり直す決断を下し、運航に大きな遅れが生じました。
空港の対応に不満の声 それ以上に多かったのは?
保安検査が中断されている間、空港ではスタッフに怒りをぶつける利用客の姿が目撃されました。
ビジネス関係や冠婚葬祭など、予定によっては調整しがたい場合もあるため、焦る気持ちに共感できる部分はあるでしょう。
ネット上では「最悪」「たかがハサミ1本でこんなに騒ぐ?」などの、批判的な声も散見されます。
一方で、空港側の判断を支持するコメントも、SNS上には多数投稿されていました。
・予定が崩れた人は気の毒だけど、安全運航のためなら仕方がないと思うんだ。
・隠すことなく「紛失しました」と報告した店員の行動は正しい。ミスの報告や、安全確認の積み重ねが人の命を守るんだよ。
・調査した結果『店のどこかに仕舞い込んでいた』とかの結末でも全然かまわない。誰かが殺傷される、最悪の展開さえなければ万事OK!
・お疲れ様です。多忙な中、イレギュラーな事態に対応した、スタッフのみなさんに感謝したい。
万が一、悪意を持った人物が規制エリア内で危険物を所持していたら、あまりにも危険です。
自身や大切な人の命と比べたら、ある程度の予定のずれは、許容できるのではないでしょうか。
『安全な空の旅』は、航空関連の各社が、過去に発生したハイジャック事件などを教訓とし、対策を講じてきたからこそ。
非常時には、利用客と空港が協力して事態を収拾し、できるだけ早く日常を取り戻したいものです。