『風の谷のナウシカ』に登場する、巨神兵の原画を担当した人物に驚きの声 「知らなかった」 By - grape編集部 公開:2023-07-09 更新:2023-07-09 ジブリ宮崎駿風の谷のナウシカ Share Tweet LINE 出典:スタジオジブリ 宮崎駿監督によるアニメーション映画『風の谷のナウシカ』が、映画番組『金曜ロードショー』(日本テレビ系)で放送された、2023年7月7日。 『金曜ロードショー』のTwitterアカウントでは、同作品についての裏エピソードが公開され、話題を呼びました。 『風の谷のナウシカ』の裏エピソードに驚きの声 1984年に公開された『風の谷のナウシカ』は、スタジオジブリの作品として知られていますが、正確には、『トップクラフト』というアニメーション制作会社で制作されたもの。 同作が公開された当時、スタジオジブリはありませんでした。 『風の谷のナウシカ』の原作、脚本、監督は宮﨑駿監督が務め、宮﨑監督とアニメーションを作り続けてきた高畑勲監督が、初めてプロデューサーを担当した作品。 『風の谷のナウシカ』のヒットが、スタジオジブリの設立の大きなきっかけになったのだそうです。 「#風の谷のナウシカ」は1984年公開の作品です。「トップクラフト」で制作されましたが、本作のヒットが「スタジオジブリ」設立の大きなきっかけとなりました。 pic.twitter.com/eYu6gNht6d — アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) July 7, 2023 原作、脚本、監督を宮﨑駿監督が務め、宮﨑監督とアニメーションを作り続けてきた高畑勲監督が初めてプロデューサーを担当しました。「日本アニメ史上、最強、最大のコンビ」が生んだ作品として大きな話題となりました。 — アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) July 7, 2023 作品内で流れた『少女の歌声』の秘密 主人公のナウシカが、王蟲と交流するシーンでは、たびたび「ラン、ランララランランラン…」と、女の子が歌う曲が流れます。 『風の谷のナウシカ』を詳しく知らなくても、口ずさめる人は多いのではないでしょうか。 作曲家の久石譲さんが作曲を担当した『王蟲(オーム)との交流』という曲なのですが、歌っているのは、久石さんの娘である、麻衣さんなのだとか。 このナウシカの感じたイメージを表すシーンで流れている曲は「王蟲(オーム)との交流」という曲です😄。本作の作曲は久石譲さんが担当し、この場面では久石さんの娘・麻衣さん(当時4歳)が歌っています。麻衣さんは現在も音楽活動をしており、父・久石譲さんとも共演しています😊#風の谷のナウシカ pic.twitter.com/M9OFaLkC6b — アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) July 7, 2023 当時4歳だった麻衣さんの、かわいらしくも音程がしっかりととれている歌声は、久石さんのDNAを感じさせますね。 麻衣さんは2023年現在も音楽活動をしており、久石さんと共演することもあるようです。 巨神兵の原画を担当した人物が? 『風の谷のナウシカ』のストーリーに欠かせない、巨神兵というインパクトのあるキャラクター。 当時、巨神兵の原画を担当したのは、『エヴァンゲリオン』シリーズの総監督を務める、庵野秀明さんです。 庵野監督は、学生時代に自分が描いた絵を持ち、本作の制作会社『トップクラフト』にやってきたのだそう。 巨神兵の原画を描いたのはのちに「エヴァンゲリオン」シリーズの総監督を務める庵野秀明さんです。本作の制作途中から原画として参加しました。庵野さんは学生時代に自分が描いた絵を持って本作の制作会社「トップクラフト」にやってきました。続く👉 pic.twitter.com/aMWQNKeTC7 — アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) July 7, 2023 👉続きそれを見た宮﨑監督はすぐに採用。アニメーションの世界では普通動画をやってから原画を描くという段階を踏みますが、宮﨑監督は庵野さんにいきなり巨神兵の原画を全て任せることを決断しました。鈴木敏夫プロデューサーはそのときの様子を“まるで道場やぶり”だったと語っています。続く👉 — アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) July 7, 2023 👉続きこのときから庵野さんと宮﨑監督との師弟関係が始まったのでした。宮﨑監督は「風立ちぬ」の主人公の声に庵野さんを抜擢するなど、2人の親交は今も続いています。#風の谷のナウシカ#金曜ロードショー — アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) July 7, 2023 絵を見た宮崎監督は、すぐに庵野監督を採用。『風の谷のナウシカ』の制作途中で巨神兵の原画をすべて任せたのです。 この頃から、宮崎監督と庵野監督の師弟関係が始まったのだとか。 2013年に公開された『風立ちぬ』の主人公の声に、宮崎監督が庵野監督を抜擢するなど、2人の親交は今でも続いています。 『風の谷のナウシカ』の放映とともに、『金曜ロードショー』のTwitterアカウントで次々と明かされた裏エピソードに、多くのファンが驚きの声を上げました。 ・麻衣さんの歌声が、作品の世界観にピッタリなこともすごすぎる。 ・久石さんの娘さんが歌われていたのか!あの曲を聞くと、しばらく頭から離れなくなるんだよなあ。 ・え!?庵野監督が巨神兵の原画を担当していたなんて知らなかった…。 ・巨神兵のシーンだけがいい意味で別物だったのは、そのためだったのか。これを見て納得できた。 『風の谷のナウシカ』をより深く知ることができ、喜んだファンは多いはず。 今回の件を知った後に作品を見返せば、新たな魅力に気が付くことができそうです。 2023年7月14日には、スタジオジブリの作品『コクリコ坂から』が『金曜ロードショー』にて放送予定。 また、同日には、スタジオジブリ最新作映画『君たちはどう生きるか』が公開されます。 テレビでも映画でも、スタジオジブリ作品を堪能できる1日になりそうです! 出典grape/@kinro_ntv/スタジオジブリ Share Tweet LINE
宮崎駿監督によるアニメーション映画『風の谷のナウシカ』が、映画番組『金曜ロードショー』(日本テレビ系)で放送された、2023年7月7日。
『金曜ロードショー』のTwitterアカウントでは、同作品についての裏エピソードが公開され、話題を呼びました。
『風の谷のナウシカ』の裏エピソードに驚きの声
1984年に公開された『風の谷のナウシカ』は、スタジオジブリの作品として知られていますが、正確には、『トップクラフト』というアニメーション制作会社で制作されたもの。
同作が公開された当時、スタジオジブリはありませんでした。
『風の谷のナウシカ』の原作、脚本、監督は宮﨑駿監督が務め、宮﨑監督とアニメーションを作り続けてきた高畑勲監督が、初めてプロデューサーを担当した作品。
『風の谷のナウシカ』のヒットが、スタジオジブリの設立の大きなきっかけになったのだそうです。
作品内で流れた『少女の歌声』の秘密
主人公のナウシカが、王蟲と交流するシーンでは、たびたび「ラン、ランララランランラン…」と、女の子が歌う曲が流れます。
『風の谷のナウシカ』を詳しく知らなくても、口ずさめる人は多いのではないでしょうか。
作曲家の久石譲さんが作曲を担当した『王蟲(オーム)との交流』という曲なのですが、歌っているのは、久石さんの娘である、麻衣さんなのだとか。
当時4歳だった麻衣さんの、かわいらしくも音程がしっかりととれている歌声は、久石さんのDNAを感じさせますね。
麻衣さんは2023年現在も音楽活動をしており、久石さんと共演することもあるようです。
巨神兵の原画を担当した人物が?
『風の谷のナウシカ』のストーリーに欠かせない、巨神兵というインパクトのあるキャラクター。
当時、巨神兵の原画を担当したのは、『エヴァンゲリオン』シリーズの総監督を務める、庵野秀明さんです。
庵野監督は、学生時代に自分が描いた絵を持ち、本作の制作会社『トップクラフト』にやってきたのだそう。
絵を見た宮崎監督は、すぐに庵野監督を採用。『風の谷のナウシカ』の制作途中で巨神兵の原画をすべて任せたのです。
この頃から、宮崎監督と庵野監督の師弟関係が始まったのだとか。
2013年に公開された『風立ちぬ』の主人公の声に、宮崎監督が庵野監督を抜擢するなど、2人の親交は今でも続いています。
『風の谷のナウシカ』の放映とともに、『金曜ロードショー』のTwitterアカウントで次々と明かされた裏エピソードに、多くのファンが驚きの声を上げました。
・麻衣さんの歌声が、作品の世界観にピッタリなこともすごすぎる。
・久石さんの娘さんが歌われていたのか!あの曲を聞くと、しばらく頭から離れなくなるんだよなあ。
・え!?庵野監督が巨神兵の原画を担当していたなんて知らなかった…。
・巨神兵のシーンだけがいい意味で別物だったのは、そのためだったのか。これを見て納得できた。
『風の谷のナウシカ』をより深く知ることができ、喜んだファンは多いはず。
今回の件を知った後に作品を見返せば、新たな魅力に気が付くことができそうです。
2023年7月14日には、スタジオジブリの作品『コクリコ坂から』が『金曜ロードショー』にて放送予定。
また、同日には、スタジオジブリ最新作映画『君たちはどう生きるか』が公開されます。
テレビでも映画でも、スタジオジブリ作品を堪能できる1日になりそうです!