ニューバランスのM413ってどんな靴? 安いけど買って大丈夫? By - grape編集部 公開:2023-11-21 更新:2023-11-21 Amazonニューバランスランニングシューズ Share Tweet LINE 履き心地のよさに定評のある人気ブランド『New Balance(ニューバランス)』。ハンドメイドでクオリティの高いものから、コスパのいいスニーカーまで、さまざまなシューズを販売しています。 これからちょっと運動を始めようとしている人の中には、ニューバランスのランニングシューズを視野に入れている人も少なくないでしょう。 中でも『M413』のように、安価ながらAmazonのランキングで上位に入っているシューズは気になるところです。 Amazonで見る ニューバランスのM413は、ランニング初心者にもおすすめができるシューズなのかや、どのような履き心地なのかなど、実際に履いてみた感想とともにご紹介します。 [pageToc] ニューバランスとしては安いM413 外でランニングをするとなると? ニューバランスの定番といわれているCM996やML574も、ロードランニングやオフロードランニング用に開発された靴です。 筆者は両方とも履いて走ったことがありますが、それほどランニングに向いている靴だとは感じませんでした。 ランニングシューズとして販売されているM413はどうでしょうか。 実際に履いて3kmほど走った筆者の率直な感想をまずお伝えすると、「屋外での使用には向いていない」ということ。 驚くほどに軽量化されていて軽いM413ですが、その分クッション性が犠牲になっていると感じました。 足を介して路面状況が分かりやすいといえるかもしれませんが、初心者のランニングシューズに向いているとは思えません。 ただ、室内トレーニングに使用するなど、使い方を限定すればとても軽くて走りやすいシューズといえます。 M413の特徴を細かく見ていきましょう。 ニューバランスのM413:とにかく軽いランニングシューズ! M413の最大の特徴といえるのが、その軽さです。 27cmで横幅2EサイズのM413を計ったところ、片足の重さはわずか201g。250g以上が多い格安ランニングシューズの中では、かなり軽量の部類に入ります。 サンダルを履いているような感覚なので、走っていて重たいと感じることはありません。 短距離など少しでも早く走りたい人には、うってつけでしょう。 ニューバランスのM413:クッション性は残念ながら期待できず… 厚底の多い最近のランニングシューズと比べると、若干薄く見えるM413のミッドソール。 軽さを優先したからでしょうか、クッション性はほぼ感じられません。 コンクリートの上を走った場合、着地時の衝撃はかなりダイレクトに伝わってきました。ヒザなどの関節に負担をかけたくない筆者としては「これは厳しい」というのが正直な感想です。 床の柔らかい室内で履いたり、軽さを活かして短距離で使ったりなど、使用する場面を限定しないと関節に負担がかかるかもしれません。 ニューバランスのM413:屈曲性がよく、地面をがっしりとつかむ! ミッドソールが薄いからか、つま先の屈曲性はかなりよく感じます。 抵抗なくちゃんと曲がってくれるので、つま先で地面をつかみやすく、力も入れやすいです。 路面の状態を確認しながら走りたい人には向いているかもしれません。 ニューバランスのM413:全体的に柔らかい作りで持ち運びに便利 アッパーに薄いメッシュが使われているのはもちろん、つま先のガードも最小限しかなく、ヒールカウンターは簡単に曲がってしまうほど柔らかいものが入っています。 全体的に軽くて柔らかい構造なので、リュックに詰めるなど持ち運びは便利です。 ただ、耐久力に関してはそれほど高くないのかもしれません。 また、アッパーが薄いため、濡れた路面を走ると「すぐに水が浸透してくる」「気付けば足がグチャグチャ」といった口コミも見受けられました。 ニューバランスのM413:ニューバランス特有のサイズ感 M413のサイズを計ってみると、このような結果になりました。 縦幅が約27.3cmで、横幅が約9.4cmです。 他メーカーの同サイズを計測すると、大抵横幅は10cmくらいありました。 ニューバランスのスニーカーは全体的に横幅が狭めの印象ですが、ランニングシューズにいたってもそれは同じことがいえるのかもしれません。 とはいえ、アッパーがメッシュ素材で伸びるため、それほど窮屈な感じはしませんでした。 個体差はあると思いますが、購入する時はハーフサイズからワンサイズはアップしたほうが無難といえそうです。 ニューバランスのM413はウォーキングにも使えるの? 外を走るランニングシューズとしては、心もとなかったM413ですが、ウォーキングなら使えるのでしょうか。 こちらも試しに数kmほど歩いてみました。 ランニング時のような衝撃は感じないものの、やはりクッション性が弱く、しばらく歩いていると足が疲れてきます。 また、小石などを踏んでもその感触が分かるほどなので、人によっては歩きにくさを感じることもあるでしょう。 基本的に屋外でのM413の使用は、あまりおすすめはできません。 ニューバランスのランニングシューズでおすすめは? 同じニューバランスでランニングシューズを探すなら、M860はおすすめです。 Amazonで見る 片足314gと重たくはなってしまいますが、その分全体的に使いやすくなっています。 2層構造のミッドソール『FRESH FOAM X』を搭載しているので、クッション性も反発性も抜群!関節への負担を減らし、足が前へ出るのをサポートしてくれます。 M413と比べると価格的に上がってしまいますが、1万円前後で購入ができるランニングシューズとしては、かなりコスパがいいといえるでしょう。 ニューバランスのM413はどんな靴? まとめ ニューバランスという有名ブランドながら、手頃な価格で手に入るランニングシューズM413。 ランニングやウォーキングでの使用感をまとめてみましたが、筆者個人としては、それほどおすすめができるシューズとはいえませんでした。 よい点 ・とにかく軽い! ・屈曲性がよく、走りに抵抗がない。 ・5000円以下で買える。 悪い点 ・屋外でのクッション性は期待できない。 ・水が染み込みやすいアッパー。 室内トレーニング用に使ったり、短距離走で使ったりするなど、限定的な使用なら問題はないでしょう。 屋外でのランニングを想定しているなら、同ブランドのM860などのランニングシューズがおすすめですよ。 出典grape/Amazon Share Tweet LINE
履き心地のよさに定評のある人気ブランド『New Balance(ニューバランス)』。ハンドメイドでクオリティの高いものから、コスパのいいスニーカーまで、さまざまなシューズを販売しています。
これからちょっと運動を始めようとしている人の中には、ニューバランスのランニングシューズを視野に入れている人も少なくないでしょう。
中でも『M413』のように、安価ながらAmazonのランキングで上位に入っているシューズは気になるところです。
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ニューバランスのM413は、ランニング初心者にもおすすめができるシューズなのかや、どのような履き心地なのかなど、実際に履いてみた感想とともにご紹介します。
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ニューバランスとしては安いM413 外でランニングをするとなると?
ニューバランスの定番といわれているCM996やML574も、ロードランニングやオフロードランニング用に開発された靴です。
筆者は両方とも履いて走ったことがありますが、それほどランニングに向いている靴だとは感じませんでした。
ランニングシューズとして販売されているM413はどうでしょうか。
実際に履いて3kmほど走った筆者の率直な感想をまずお伝えすると、「屋外での使用には向いていない」ということ。
驚くほどに軽量化されていて軽いM413ですが、その分クッション性が犠牲になっていると感じました。
足を介して路面状況が分かりやすいといえるかもしれませんが、初心者のランニングシューズに向いているとは思えません。
ただ、室内トレーニングに使用するなど、使い方を限定すればとても軽くて走りやすいシューズといえます。
M413の特徴を細かく見ていきましょう。
ニューバランスのM413:とにかく軽いランニングシューズ!
M413の最大の特徴といえるのが、その軽さです。
27cmで横幅2EサイズのM413を計ったところ、片足の重さはわずか201g。250g以上が多い格安ランニングシューズの中では、かなり軽量の部類に入ります。
サンダルを履いているような感覚なので、走っていて重たいと感じることはありません。
短距離など少しでも早く走りたい人には、うってつけでしょう。
ニューバランスのM413:クッション性は残念ながら期待できず…
厚底の多い最近のランニングシューズと比べると、若干薄く見えるM413のミッドソール。
軽さを優先したからでしょうか、クッション性はほぼ感じられません。
コンクリートの上を走った場合、着地時の衝撃はかなりダイレクトに伝わってきました。ヒザなどの関節に負担をかけたくない筆者としては「これは厳しい」というのが正直な感想です。
床の柔らかい室内で履いたり、軽さを活かして短距離で使ったりなど、使用する場面を限定しないと関節に負担がかかるかもしれません。
ニューバランスのM413:屈曲性がよく、地面をがっしりとつかむ!
ミッドソールが薄いからか、つま先の屈曲性はかなりよく感じます。
抵抗なくちゃんと曲がってくれるので、つま先で地面をつかみやすく、力も入れやすいです。
路面の状態を確認しながら走りたい人には向いているかもしれません。
ニューバランスのM413:全体的に柔らかい作りで持ち運びに便利
アッパーに薄いメッシュが使われているのはもちろん、つま先のガードも最小限しかなく、ヒールカウンターは簡単に曲がってしまうほど柔らかいものが入っています。
全体的に軽くて柔らかい構造なので、リュックに詰めるなど持ち運びは便利です。
ただ、耐久力に関してはそれほど高くないのかもしれません。
また、アッパーが薄いため、濡れた路面を走ると「すぐに水が浸透してくる」「気付けば足がグチャグチャ」といった口コミも見受けられました。
ニューバランスのM413:ニューバランス特有のサイズ感
M413のサイズを計ってみると、このような結果になりました。
縦幅が約27.3cmで、横幅が約9.4cmです。
他メーカーの同サイズを計測すると、大抵横幅は10cmくらいありました。
ニューバランスのスニーカーは全体的に横幅が狭めの印象ですが、ランニングシューズにいたってもそれは同じことがいえるのかもしれません。
とはいえ、アッパーがメッシュ素材で伸びるため、それほど窮屈な感じはしませんでした。
個体差はあると思いますが、購入する時はハーフサイズからワンサイズはアップしたほうが無難といえそうです。
ニューバランスのM413はウォーキングにも使えるの?
外を走るランニングシューズとしては、心もとなかったM413ですが、ウォーキングなら使えるのでしょうか。
こちらも試しに数kmほど歩いてみました。
ランニング時のような衝撃は感じないものの、やはりクッション性が弱く、しばらく歩いていると足が疲れてきます。
また、小石などを踏んでもその感触が分かるほどなので、人によっては歩きにくさを感じることもあるでしょう。
基本的に屋外でのM413の使用は、あまりおすすめはできません。
ニューバランスのランニングシューズでおすすめは?
同じニューバランスでランニングシューズを探すなら、M860はおすすめです。
Amazonで見る
片足314gと重たくはなってしまいますが、その分全体的に使いやすくなっています。
2層構造のミッドソール『FRESH FOAM X』を搭載しているので、クッション性も反発性も抜群!関節への負担を減らし、足が前へ出るのをサポートしてくれます。
M413と比べると価格的に上がってしまいますが、1万円前後で購入ができるランニングシューズとしては、かなりコスパがいいといえるでしょう。
ニューバランスのM413はどんな靴? まとめ
ニューバランスという有名ブランドながら、手頃な価格で手に入るランニングシューズM413。
ランニングやウォーキングでの使用感をまとめてみましたが、筆者個人としては、それほどおすすめができるシューズとはいえませんでした。
よい点
・とにかく軽い!
・屈曲性がよく、走りに抵抗がない。
・5000円以下で買える。
悪い点
・屋外でのクッション性は期待できない。
・水が染み込みやすいアッパー。
室内トレーニング用に使ったり、短距離走で使ったりするなど、限定的な使用なら問題はないでしょう。
屋外でのランニングを想定しているなら、同ブランドのM860などのランニングシューズがおすすめですよ。