見た目が怖そうな警察官 女子高生が「写真撮っていい?」と頼んだら…【まさかのオチ】 By - grape編集部 公開:2025-09-08 更新:2025-09-08 子供警察警察官高校生 Share Tweet LINE 安全な社会を維持するために、パトロールしたり、防犯指導をしたりする警察官。 国民生活の安全のために職務をまっとうする姿を見て、「かっこいい」と思ったことが一度や二度はあるかもしれません。 そんな警察官に焦点を当てた漫画を描き、たびたび注目を集めているのは、漫画家の山崎ハルタ(@harutan044)さん。 2025年9月現在、Xで不定期に『コワモテポリスの勤務日誌』シリーズを公開しています。 同シリーズから、同年8月25日に投稿されたエピソードを紹介。ある日、交番の前で2人の警察官を見かけた男の子が、「かっこいい」と口にします。 警察官に限らず、「一緒に写真を撮ってほしい」とお願いされて嬉しい気持ちになる人は少なくないでしょう。 まんざらでもない様子で『敬礼ポーズ』をキメた2人でしたが…。次にやってきた女子高校生たちに対し、恥ずかしい勘違いをしてしまったのです! 頬を赤らめつつ敬礼する2人をよそに、キュートな『署長』だけにカメラが向けられる光景は、とてもシュールですよね。 このエピソードには「完全に『かわいい』を自覚した顔をしているな…」「オチが完璧すぎる!」などの声が寄せられています。 『コワモテポリスの勤務日誌』作者・山崎ハルタさんにインタビュー 『コワモテポリスの勤務日誌』シリーズ始動のきっかけが気になったgrapeは、作者の山崎ハルタさんにインタビューを行いました。 ――まず、警察官を題材にしようと思ったきっかけを教えてください。 今年初詣に出かけた時に、ブルゾン&ブーツ姿で警備していた警察官を見かけたんです。その姿が印象的だったので、イラストにしてSNSにアップしたのが始まりですね。 その時は警察官に話しかけようとしたのですが、家族に止められました。 初詣で見かけた警察官をもとに描いたイラスト ――『コワモテポリスの勤務日誌』というタイトルは、どのように決まったのでしょうか。 『コワモテポリス』は作中にも出てくるフレーズなのですが、キャッチーで覚えてもらいやすいかなと思いタイトルにしました。 いくつか『コワモテポリス』を入れたタイトルを考えてSNSでアンケートをとり、過半数の票を取ったのが『コワモテポリスの勤務日誌』です。みんなが好きなタイトルがいいですからね。 ちなみに、前作のラブコメ漫画『うちの上司は見た目がいい』の速水部長や神崎主任の名前も、同じ方法で決めました。私はずっとこれでいくのでしょうか。 ――『コワモテポリスの勤務日誌』では、2人の警察官がメインで描かれていますよね。2人のキャラクターは、どのように固めていったのでしょうか。 まず最初に考えたのが、『顔が怖いけど心が優しい』という設定の桜田巡査です。怖い顔のイケメンかつ、私の好きな顔をイメージして描いたらこのようになりました。 もう1人の巡査は、桜田巡査とは違うタイプにしようと考え、人当たりがよくて見た目も親しみのあるキャラクターにしています。 (左)桜田巡査(右)もう1人の巡査 ――道で駄々をこねる子供をなだめようとしたり、ビームを放つフリをした小学生に対して、わざとやられる素振りを見せたり…。警察官の日常が解像度高く描かれていますよね。こうしたワンシーンのヒントになっているものはありますか。 自分にも子供がいるので、「こういう警察官がいたらいいな」という気持ちで考えました。 子供の行動など、自らの育児体験がアイディアにつながっていると思います。 ――型にはまらず、コマ数やコマの形などが毎回異なっていて、読み応えがあります。コマ割りを決める際に意識していることはありますか。 ありがとうございます!コマ割りをお褒めいただくとは意外でした(笑)。 最初に一番描きたいカットを考えて大ゴマにしています。前後のコマは、メインのコマを活かすように作っていますね。 ――モノクロではなくカラーで投稿されているのも特徴だと思います。絵を描く際のこだわりがあれば教えてください。 画面が見づらくならないように気をつけているので、背景の色を統一しています。 ほかには、ほとんどのカットを、資料をよく見ながら描いています。ネームの次の段階で、資料として参考にしやすいように、なるべく実物に近い服装を着て自撮りしているんです。写真フォルダは誰にも見せられませんが…。 これまでもっとも反響がよかったエピソードとは… 次のページへ 1 2 出典grape/@harutan044 Share Tweet LINE
安全な社会を維持するために、パトロールしたり、防犯指導をしたりする警察官。
国民生活の安全のために職務をまっとうする姿を見て、「かっこいい」と思ったことが一度や二度はあるかもしれません。
そんな警察官に焦点を当てた漫画を描き、たびたび注目を集めているのは、漫画家の山崎ハルタ(@harutan044)さん。
2025年9月現在、Xで不定期に『コワモテポリスの勤務日誌』シリーズを公開しています。
同シリーズから、同年8月25日に投稿されたエピソードを紹介。ある日、交番の前で2人の警察官を見かけた男の子が、「かっこいい」と口にします。
警察官に限らず、「一緒に写真を撮ってほしい」とお願いされて嬉しい気持ちになる人は少なくないでしょう。
まんざらでもない様子で『敬礼ポーズ』をキメた2人でしたが…。次にやってきた女子高校生たちに対し、恥ずかしい勘違いをしてしまったのです!
頬を赤らめつつ敬礼する2人をよそに、キュートな『署長』だけにカメラが向けられる光景は、とてもシュールですよね。
このエピソードには「完全に『かわいい』を自覚した顔をしているな…」「オチが完璧すぎる!」などの声が寄せられています。
『コワモテポリスの勤務日誌』作者・山崎ハルタさんにインタビュー
『コワモテポリスの勤務日誌』シリーズ始動のきっかけが気になったgrapeは、作者の山崎ハルタさんにインタビューを行いました。
――まず、警察官を題材にしようと思ったきっかけを教えてください。
今年初詣に出かけた時に、ブルゾン&ブーツ姿で警備していた警察官を見かけたんです。その姿が印象的だったので、イラストにしてSNSにアップしたのが始まりですね。
その時は警察官に話しかけようとしたのですが、家族に止められました。
初詣で見かけた警察官をもとに描いたイラスト
――『コワモテポリスの勤務日誌』というタイトルは、どのように決まったのでしょうか。
『コワモテポリス』は作中にも出てくるフレーズなのですが、キャッチーで覚えてもらいやすいかなと思いタイトルにしました。
いくつか『コワモテポリス』を入れたタイトルを考えてSNSでアンケートをとり、過半数の票を取ったのが『コワモテポリスの勤務日誌』です。みんなが好きなタイトルがいいですからね。
ちなみに、前作のラブコメ漫画『うちの上司は見た目がいい』の速水部長や神崎主任の名前も、同じ方法で決めました。私はずっとこれでいくのでしょうか。
――『コワモテポリスの勤務日誌』では、2人の警察官がメインで描かれていますよね。2人のキャラクターは、どのように固めていったのでしょうか。
まず最初に考えたのが、『顔が怖いけど心が優しい』という設定の桜田巡査です。怖い顔のイケメンかつ、私の好きな顔をイメージして描いたらこのようになりました。
もう1人の巡査は、桜田巡査とは違うタイプにしようと考え、人当たりがよくて見た目も親しみのあるキャラクターにしています。
(左)桜田巡査(右)もう1人の巡査
――道で駄々をこねる子供をなだめようとしたり、ビームを放つフリをした小学生に対して、わざとやられる素振りを見せたり…。警察官の日常が解像度高く描かれていますよね。こうしたワンシーンのヒントになっているものはありますか。
自分にも子供がいるので、「こういう警察官がいたらいいな」という気持ちで考えました。
子供の行動など、自らの育児体験がアイディアにつながっていると思います。
――型にはまらず、コマ数やコマの形などが毎回異なっていて、読み応えがあります。コマ割りを決める際に意識していることはありますか。
ありがとうございます!コマ割りをお褒めいただくとは意外でした(笑)。
最初に一番描きたいカットを考えて大ゴマにしています。前後のコマは、メインのコマを活かすように作っていますね。
――モノクロではなくカラーで投稿されているのも特徴だと思います。絵を描く際のこだわりがあれば教えてください。
画面が見づらくならないように気をつけているので、背景の色を統一しています。
ほかには、ほとんどのカットを、資料をよく見ながら描いています。ネームの次の段階で、資料として参考にしやすいように、なるべく実物に近い服装を着て自撮りしているんです。写真フォルダは誰にも見せられませんが…。
これまでもっとも反響がよかったエピソードとは…