「え、真っ黒になったんだけど…」 お土産で買った『温泉の素』を使ってみた結果が衝撃! By - grape編集部 公開:2025-12-04 更新:2025-12-04 うどんお土産風呂香川 Share Tweet LINE 出汁の香りが強すぎて…?さぬきうどんの香湯の誕生秘話を聞いてみた うどんが名産の香川県らしい、インパクト抜群な温泉の素。 考案者である『源平の里 むれ』の久保陽平さんに、開発までの経緯などを取材しました。 ――『さぬきうどんの香湯』を企画したきっかけを教えてください。 久保さん 当駅ではオリジナルの商品開発が盛んなのですが、私は『さぬきうどん』にクローズアップした企画を考えました。 香川県のソウルフードである『さぬきうどん』はお土産としても人気ですが、もっとうどんを『拗らせた商品』ができるのではないかと思ったからです。 そのうえで『食べる』と同じく『体験できる』商品にしようと思いました。 ――『さぬきうどんの香湯』を商品化する際にこだわった点はどこでしょうか。 久保さん 本物のうどん出汁を温泉の素の製造業者へ送り、可能な限り本物に近づけていただけるよう、こだわりました。 また、試作品では出汁の香りが強く、風呂上がりに身体から出汁のにおいがする可能性がありましたので、強さの調整を行い、揮発(きはつ)してにおいが薄らぐようにしました。 筆者が体験した『冷やかけうどん風』と『醤油うどん風』は、同年7月から発売された第2弾商品。 第1弾は2024年12月に発売された、『かけうどん風』と『ぶっかけうどん風』です。 『かけうどん風』を使用した浴槽(提供:『源平の里 むれ』) 『ぶっかけうどん風』を使用した浴槽(提供:『源平の里 むれ』) ――実際に販売して、お客さんからはどのような感想が届きましたか。 久保さん 「お風呂に入っていたらお腹が減って、うどんが食べたくなった」「いつものお土産のうどんにプラスアルファで渡せるお土産ができた。話の種にもなる」といったお声が印象的でした。 ――『さぬきうどんの香湯』の今後の展望や期待を教えてください。 久保さん 『さぬきうどんの香湯』が、香川県の新しい名物の1つになれば嬉しいです。 また特に県外の方は、この商品をきっかけにして、本物のさぬきうどんを食べに香川県にお越しいただけたらいいなと思っています。 これからも、温泉の素以外にも皆さんに「オッ」と思っていただける商品を作っていきたいです。 久保さんへ取材した感想 久保さんに取材してみて筆者は、『うどん=食べ物』という概念にとらわれない、斬新なアイディアを実現する行動力に感心しました。 こだわりを持って試作を繰り返した結果、完成度の高い商品が生まれたようです。 また、客からの「プラスアルファで渡せるお土産ができた」という声にとても共感しました。 さまざまな名産品がありますが、県外の人にとってはやはり『香川県=うどん』のイメージは強いもの。 しかし、うどんの麺は配ることに向いておらず、うどんと関係した手軽なお土産は意外と少なく困っていたのです。 『さぬきうどんの香湯』は、『香川県のお土産』として県外の人に伝わりやすいうえ、渡した時に会話が弾むこと間違いなしでしょう。 『さぬきうどんの香湯』の新商品が発売!復刻販売も 2025年11月26日には、『さぬきうどんの香湯』の新商品『釜揚げうどんのたらい湯』が発売されました。 これまでの『色』と『香り』をイメージした温泉の素と違い、『色』と『質感』をイメージしたという同商品。 浴槽を『たらい』に見立て、『うどんのゆで汁』のような白濁したトロトロのお湯になっているそうです。 『釜揚げうどんのたらい湯』を使用した浴槽(提供:『源平の里 むれ』) さらに、『さぬきうどんの香湯』の第1弾商品である『かけうどん風』と『ぶっかけうどん風』も復刻販売するとのこと。 価格はいずれも、1袋税込み260円です。 提供:『源平の里 むれ』 新たなお土産の定番として、香川県を訪れた際には『源平の里 むれ』で『さぬきうどんの香湯』を手に取ってみてくださいね! 提供:『源平の里 むれ』 1 2 出典grape/道の駅 源平の里 むれ Share Tweet LINE
出汁の香りが強すぎて…?さぬきうどんの香湯の誕生秘話を聞いてみた
うどんが名産の香川県らしい、インパクト抜群な温泉の素。
考案者である『源平の里 むれ』の久保陽平さんに、開発までの経緯などを取材しました。
――『さぬきうどんの香湯』を企画したきっかけを教えてください。
当駅ではオリジナルの商品開発が盛んなのですが、私は『さぬきうどん』にクローズアップした企画を考えました。
香川県のソウルフードである『さぬきうどん』はお土産としても人気ですが、もっとうどんを『拗らせた商品』ができるのではないかと思ったからです。
そのうえで『食べる』と同じく『体験できる』商品にしようと思いました。
――『さぬきうどんの香湯』を商品化する際にこだわった点はどこでしょうか。
本物のうどん出汁を温泉の素の製造業者へ送り、可能な限り本物に近づけていただけるよう、こだわりました。
また、試作品では出汁の香りが強く、風呂上がりに身体から出汁のにおいがする可能性がありましたので、強さの調整を行い、揮発(きはつ)してにおいが薄らぐようにしました。
筆者が体験した『冷やかけうどん風』と『醤油うどん風』は、同年7月から発売された第2弾商品。
第1弾は2024年12月に発売された、『かけうどん風』と『ぶっかけうどん風』です。
『かけうどん風』を使用した浴槽(提供:『源平の里 むれ』)
『ぶっかけうどん風』を使用した浴槽(提供:『源平の里 むれ』)
――実際に販売して、お客さんからはどのような感想が届きましたか。
「お風呂に入っていたらお腹が減って、うどんが食べたくなった」「いつものお土産のうどんにプラスアルファで渡せるお土産ができた。話の種にもなる」といったお声が印象的でした。
――『さぬきうどんの香湯』の今後の展望や期待を教えてください。
『さぬきうどんの香湯』が、香川県の新しい名物の1つになれば嬉しいです。
また特に県外の方は、この商品をきっかけにして、本物のさぬきうどんを食べに香川県にお越しいただけたらいいなと思っています。
これからも、温泉の素以外にも皆さんに「オッ」と思っていただける商品を作っていきたいです。
久保さんへ取材した感想
久保さんに取材してみて筆者は、『うどん=食べ物』という概念にとらわれない、斬新なアイディアを実現する行動力に感心しました。
こだわりを持って試作を繰り返した結果、完成度の高い商品が生まれたようです。
また、客からの「プラスアルファで渡せるお土産ができた」という声にとても共感しました。
さまざまな名産品がありますが、県外の人にとってはやはり『香川県=うどん』のイメージは強いもの。
しかし、うどんの麺は配ることに向いておらず、うどんと関係した手軽なお土産は意外と少なく困っていたのです。
『さぬきうどんの香湯』は、『香川県のお土産』として県外の人に伝わりやすいうえ、渡した時に会話が弾むこと間違いなしでしょう。
『さぬきうどんの香湯』の新商品が発売!復刻販売も
2025年11月26日には、『さぬきうどんの香湯』の新商品『釜揚げうどんのたらい湯』が発売されました。
これまでの『色』と『香り』をイメージした温泉の素と違い、『色』と『質感』をイメージしたという同商品。
浴槽を『たらい』に見立て、『うどんのゆで汁』のような白濁したトロトロのお湯になっているそうです。
『釜揚げうどんのたらい湯』を使用した浴槽(提供:『源平の里 むれ』)
さらに、『さぬきうどんの香湯』の第1弾商品である『かけうどん風』と『ぶっかけうどん風』も復刻販売するとのこと。
価格はいずれも、1袋税込み260円です。
提供:『源平の里 むれ』
新たなお土産の定番として、香川県を訪れた際には『源平の里 むれ』で『さぬきうどんの香湯』を手に取ってみてくださいね!
提供:『源平の里 むれ』