小学生「課題で絵を描いたら、先生に怒られた」 その理由に考えさせられる By - grape編集部 公開:2018-10-24 更新:2018-10-24 先生小学生授業 Share Tweet LINE ※写真はイメージ 『考えさせられる出来事』というのは、日々いろいろな場面で直面します。 「どうしてこうなったのだろう」「なんだか、モヤモヤする」「自分だったら、どうしただろう」…と。 たぬ(@tanucoromon)さんは、とある小学生の話を聞いて、深く考えさせられたのだそうです。 課題で『空想世界』を描いた小学生 「今日の授業は、それぞれが考える『空想世界』を描きましょう」 ある日の授業で、先生からそんな課題を出された、とある小学生。 おそらくこの授業では、生徒たちの創造性を豊かにすることを目的としているのでしょう。だからこそ、各々の考える『空想世界』をテーマにしたのかもしれません。 そんな中、小学生は葉っぱを緑色で塗ったそうです。 すると、作品を見た先生はこういいました。 「オリジナリティがない」 「『空想世界』がテーマなのに、従来の色で塗るなんておかしい」と注意した先生。 その言葉を聞き、小学生は絵を描きなおすことにしました。 後日、課題について小学生はこういいました。 「怒られたくないから変な形と色の葉っぱを描いたら、褒められた。 けど、これは『私の空想世界』じゃなくて『先生のための世界』なんだ」 最近疲れることが多いのですが、中でも「空想世界を描く」という課題で葉を緑で塗ったら「オリジナリティがないって注意された」という小学生が、「怒られたくないから変な形と色の葉っぱを描いたら褒められたけど、これは私の空想世界じゃなくて先生の為の世界」と言っていたのが最もしんどかった。 — たぬ🎀🍿🐊 (@tanucoromon) September 10, 2017 小学生の言葉を聞き「大人として、聞いていて悲しくて辛くて…。自分もこうなったらダメだなと、襟を正す思いだった」と話す、たぬさん。 また、自身の経験から「上の立場の人の顔色を伺うことに慣れてしまうのは、とても悲しいことだ」と痛感したそうです。 先生の『理想』に合わせることが正しいのかな? 本来絵というものは、人の判断で「いい」「悪い」を決められないものなのになあ。 自分も昔、学校で「自由に描いていい」っていわれたのに、結局先生に注意された記憶があります。 先生という立場からすると、「これは現実と違う物を描かないといけない授業なんだよ」って伝えなきゃいけなかったのかな。 きっとその子は「それは自分が描きたい絵じゃない!」ってモヤモヤしながら描いたんだろうな…。 大人の理不尽さに直面し、『自分が思い描く世界』を描くことができなかった小学生。この話に対し、多くの人が複雑な気持ちを抱いたようです。 先ほども書いた通り、『空想世界を描く授業』というのは、各々の創造性を高めることを目的とした授業です。そのため先生は、オリジナリティのある絵を描くように指導したのでしょう。 ですが、子どもにはこのまま、自分の中にある自由な発想を大切にしてほしいですね。 出典grape/@tanucoromon Share Tweet LINE
『考えさせられる出来事』というのは、日々いろいろな場面で直面します。
「どうしてこうなったのだろう」「なんだか、モヤモヤする」「自分だったら、どうしただろう」…と。
たぬ(@tanucoromon)さんは、とある小学生の話を聞いて、深く考えさせられたのだそうです。
課題で『空想世界』を描いた小学生
「今日の授業は、それぞれが考える『空想世界』を描きましょう」
ある日の授業で、先生からそんな課題を出された、とある小学生。
おそらくこの授業では、生徒たちの創造性を豊かにすることを目的としているのでしょう。だからこそ、各々の考える『空想世界』をテーマにしたのかもしれません。
そんな中、小学生は葉っぱを緑色で塗ったそうです。
すると、作品を見た先生はこういいました。
「オリジナリティがない」
「『空想世界』がテーマなのに、従来の色で塗るなんておかしい」と注意した先生。
その言葉を聞き、小学生は絵を描きなおすことにしました。
後日、課題について小学生はこういいました。
「怒られたくないから変な形と色の葉っぱを描いたら、褒められた。
けど、これは『私の空想世界』じゃなくて『先生のための世界』なんだ」
小学生の言葉を聞き「大人として、聞いていて悲しくて辛くて…。自分もこうなったらダメだなと、襟を正す思いだった」と話す、たぬさん。
また、自身の経験から「上の立場の人の顔色を伺うことに慣れてしまうのは、とても悲しいことだ」と痛感したそうです。
大人の理不尽さに直面し、『自分が思い描く世界』を描くことができなかった小学生。この話に対し、多くの人が複雑な気持ちを抱いたようです。
先ほども書いた通り、『空想世界を描く授業』というのは、各々の創造性を高めることを目的とした授業です。そのため先生は、オリジナリティのある絵を描くように指導したのでしょう。
ですが、子どもにはこのまま、自分の中にある自由な発想を大切にしてほしいですね。