金融庁が「年金に頼らず将来は自助が必要」と発表 多くの若者の怒りを『おじさん』が絶叫! By - grape編集部 公開:2019-05-27 更新:2019-05-27 年金 Share Tweet LINE 出典:ワラしがみスクリーンショットより 2019年5月22日、金融庁は『金融審議会「市場ワーキング・グループ」(第23回)』で配布した資料をウェブサイトで公開。 この中で、金融庁は『公的年金だけでは望む生活水準に届かないリスク』として、国民の将来設計についてこのようにつづっています。 人口の高齢化という波とともに、少子化という波は中長期的に避けて通れない。前述のとおり、近年単身世帯の増加は著しいものがあり、未婚率も上昇している。 公的年金制度が多くの人にとって老後の収入の柱であり続けることは間違いないが、少子高齢化により働く世代が中長期的に縮小していく以上、年金の給付水準が今までと同等のものであると期待することは難しい。 今後は、公的年金だけでは満足な生活水準に届かない可能性がある。 年金受給額を含めて自分自身の状況を「見える化」して老後の収入が足りないと思われるのであれば、各々の状況に応じて、就労継続の模索、自らの支出の再点検・削減、そして保有する資産を活用した資産形成・運用といった「自助」の充実を行っていく必要があるといえる。 金融庁 ーより引用 少子高齢化によって年金制度が破綻し始めているため、金融庁は年金の給付水準の低下を予想。 『人生100年時代』を迎えたいま、年金の受給額の低下に備えて「国民は資産を運用して自助をする必要がある」と述べています。 もらう側の高齢者が増え、払う側の若者が減ることで、年金制度の運用が苦しくなるのは誰が見ても明らか。それでも、多くの国民は義務として年金を払い続けてきました。 こうして国民へ自助を呼びかける資料はネット上でまたたく間に話題になり、年金制度や政府に対する批判の声が相次いでいます。 『せやろがいおじさん』が破綻した年金制度に絶叫 『せやろがいおじさん』という名前でYouTubeに動画を公開している、お笑いコンビ『リップサービス』のツッコミである榎森耕助さん。 沖縄県の美しい海を背景に、主に社会問題や時事ネタを扱い、動画を通して多くの人に訴えかけています。 今回、せやろがいおじさんが訴えかけたのは、年金制度について。金融庁の「自助」という言葉に対する、心の叫びをお聞きください。 「年金払う意味あるけー!?」って話やろ!その貯えとして年金払ってるんですけど! 誰やったか「年金額が減るなんてありえません」いうてたけど、ありえたやん! 「100年安心の年金制度」って豪語しといて、急に「人生100年時代の貯えを!」って自助努力呼びかけられてもビックリするわ! さらに「年金給付する年齢も引き上げるかも」的な話あるけど、怖い!怖い!こわーい! 年金制度の限界を認めたお偉いさんに一言【せやろがいおじさん】 ーより引用 「会社員の平均年収が下がり続けているのを知っているのか?」「真面目に毎日働いている人たちまで、老後の心配をさせるのはおかしい」と、年金制度に疑問を投げかけるせやろがいおじさん。 動画はネット上で拡散され、主に若者から多くの共感の声が寄せられました。 ・「老後は自分でなんとかしろ」っていうなら、年金徴収するな。いままで払ったぶん返してほしい。 ・思っていることと、一字一句同じでした!ありがとうございます! ・「内側から壊れかかってる」って表現、まさにその通りだと思った。 ・毎月、給料から年金ぶんをがっつり引かれるの本当につらい。こんな状態で自助なんて無理だよ…。 金融庁の同資料によると、1950年ごろの男性の平均寿命はおよそ60歳でしたが、2019年現在はおよそ81歳まで伸びているとのこと。 また、各世代の収入は全体的に低下傾向となっており、今後は年金の水準が下がる一方、税や保険料の負担が年々増加していくと予想しています。 年金制度とは、高齢になったり、ケガや病気になったり、家族が亡くなったりした人を社会で支える制度。社会全体で『支え合う』ものです。 支える側が搾取され続け、いざ自分がつらい立場になった時に支えてもらえないのは、理不尽としかいいようがありません。 日本と国民の未来をしっかりと見据え、制度の見直しが必要になると考えさせられます。 出典grape/年金制度の限界を認めたお偉いさんに一言【せやろがいおじさん】/金融庁 Share Tweet LINE
2019年5月22日、金融庁は『金融審議会「市場ワーキング・グループ」(第23回)』で配布した資料をウェブサイトで公開。
この中で、金融庁は『公的年金だけでは望む生活水準に届かないリスク』として、国民の将来設計についてこのようにつづっています。
金融庁 ーより引用
少子高齢化によって年金制度が破綻し始めているため、金融庁は年金の給付水準の低下を予想。
『人生100年時代』を迎えたいま、年金の受給額の低下に備えて「国民は資産を運用して自助をする必要がある」と述べています。
もらう側の高齢者が増え、払う側の若者が減ることで、年金制度の運用が苦しくなるのは誰が見ても明らか。それでも、多くの国民は義務として年金を払い続けてきました。
こうして国民へ自助を呼びかける資料はネット上でまたたく間に話題になり、年金制度や政府に対する批判の声が相次いでいます。
『せやろがいおじさん』が破綻した年金制度に絶叫
『せやろがいおじさん』という名前でYouTubeに動画を公開している、お笑いコンビ『リップサービス』のツッコミである榎森耕助さん。
沖縄県の美しい海を背景に、主に社会問題や時事ネタを扱い、動画を通して多くの人に訴えかけています。
今回、せやろがいおじさんが訴えかけたのは、年金制度について。金融庁の「自助」という言葉に対する、心の叫びをお聞きください。
年金制度の限界を認めたお偉いさんに一言【せやろがいおじさん】 ーより引用
「会社員の平均年収が下がり続けているのを知っているのか?」「真面目に毎日働いている人たちまで、老後の心配をさせるのはおかしい」と、年金制度に疑問を投げかけるせやろがいおじさん。
動画はネット上で拡散され、主に若者から多くの共感の声が寄せられました。
・「老後は自分でなんとかしろ」っていうなら、年金徴収するな。いままで払ったぶん返してほしい。
・思っていることと、一字一句同じでした!ありがとうございます!
・「内側から壊れかかってる」って表現、まさにその通りだと思った。
・毎月、給料から年金ぶんをがっつり引かれるの本当につらい。こんな状態で自助なんて無理だよ…。
金融庁の同資料によると、1950年ごろの男性の平均寿命はおよそ60歳でしたが、2019年現在はおよそ81歳まで伸びているとのこと。
また、各世代の収入は全体的に低下傾向となっており、今後は年金の水準が下がる一方、税や保険料の負担が年々増加していくと予想しています。
年金制度とは、高齢になったり、ケガや病気になったり、家族が亡くなったりした人を社会で支える制度。社会全体で『支え合う』ものです。
支える側が搾取され続け、いざ自分がつらい立場になった時に支えてもらえないのは、理不尽としかいいようがありません。
日本と国民の未来をしっかりと見据え、制度の見直しが必要になると考えさせられます。