マナーの守れない参拝者に「来ないでください」 白虎隊墓守の『お願い』が話題に By - grape編集部 公開:2019-06-14 更新:2019-06-14 マナーマナー違反注意喚起 Share Tweet LINE 福島県の会津若松市にある飯盛山。ここには、白虎隊十九士の墓があります。 白虎隊とは、会津戦争の際に結成された16~17歳の少年20人による部隊。藩主のために戦い、飯盛山に落ち延びた彼らは自刃をしました。 飯盛山には、隊員19人ぶんの墓が立ち並んでいます。 この場所は壮絶な最期を遂げた白虎隊を弔うためのものであり、現在も白虎隊の墓前で定期的に慰霊祭が行われています。 しかし、中にはこの場所で迷惑行為をする参拝者もいるようです。 白虎隊の墓での『マナー違反』に墓守が苦言 白虎隊のお墓のすぐ近くにある『飯盛分店』は、白虎隊の墓守が営んでいる店。 2019年6月2日、白虎隊墓守五代目である飯盛尚子さんは、飯盛分店のFacebookアカウントでこのように呼びかけました。 中学生が狛犬にまたがりそれを教師が注意するどころか記念写真を撮る 注意すると不思議な顔して『え?ダメなんですか?すいませーん!』と教師がニヤニヤ謝る。『怒られたからおりてー』と生徒に笑いながら言う 白虎隊墓石に上がって記念写真を撮る子供の母親に注意すれば『はぁ?なんでダメなの?こっちは客で来てやってんだけど』逆ギレする母親 もう一度いいます お客様は神様では御座いません。本物の神様に失礼なので、そんな人は来ないで下さい。 飯盛山 飯盛分店 白虎隊墓守自宅 ーより引用 飯盛山の参拝者の皆様へ再度お願い。 中学生が狛犬にまたがり それを教師が注意するどころか記念写真を撮る 注意すると不思議な顔して 『え?ダメなんですか?すいませーん!』 と教師がニヤニヤ謝る。 『怒られたからおりてー』 と生徒に笑... 飯盛山 飯盛分店 白虎隊墓守自宅さんの投稿 2019年6月2日日曜日 なんと、狛犬や墓石の上に乗る参拝者がいるというのです。 狛犬は、古来から邪気を払い神前を守る守護獣とされています。そして、いうまでもなく墓石の上に乗るのは許しがたい行為です。 注意をしてもふざけたり、腹を立てたりするマナーの守れない参拝者に対し、墓守は「来ないでください」と苦言を呈しました。 この投稿はネット上で拡散され、多くの人から反響が上がっています。 ・マナー違反以前に、人の墓に登るなんて人としていけないと思う。 ・その学生もひどいけど、ちゃんと注意しない教師もひどいな…。 ・信じられない。本当にマナーを守れない人は来ないでほしい。 ・この教師といい母親といい、大人が子どもに常識を教えなくてどうするのか。 墓守の投稿によると、御朱印帳を一方的に送り付けて「指定した日付の御朱印を書いて送り返してほしい」という人も少なくないといいます。 人としての最低限のマナーを守ることができないのであれば、こういった場所に来るべきではないでしょう。 出典grape/飯盛山 飯盛分店 白虎隊墓守自宅 Share Tweet LINE
福島県の会津若松市にある飯盛山。ここには、白虎隊十九士の墓があります。
白虎隊とは、会津戦争の際に結成された16~17歳の少年20人による部隊。藩主のために戦い、飯盛山に落ち延びた彼らは自刃をしました。
飯盛山には、隊員19人ぶんの墓が立ち並んでいます。
この場所は壮絶な最期を遂げた白虎隊を弔うためのものであり、現在も白虎隊の墓前で定期的に慰霊祭が行われています。
しかし、中にはこの場所で迷惑行為をする参拝者もいるようです。
白虎隊の墓での『マナー違反』に墓守が苦言
白虎隊のお墓のすぐ近くにある『飯盛分店』は、白虎隊の墓守が営んでいる店。
2019年6月2日、白虎隊墓守五代目である飯盛尚子さんは、飯盛分店のFacebookアカウントでこのように呼びかけました。
飯盛山 飯盛分店 白虎隊墓守自宅 ーより引用
なんと、狛犬や墓石の上に乗る参拝者がいるというのです。
狛犬は、古来から邪気を払い神前を守る守護獣とされています。そして、いうまでもなく墓石の上に乗るのは許しがたい行為です。
注意をしてもふざけたり、腹を立てたりするマナーの守れない参拝者に対し、墓守は「来ないでください」と苦言を呈しました。
この投稿はネット上で拡散され、多くの人から反響が上がっています。
・マナー違反以前に、人の墓に登るなんて人としていけないと思う。
・その学生もひどいけど、ちゃんと注意しない教師もひどいな…。
・信じられない。本当にマナーを守れない人は来ないでほしい。
・この教師といい母親といい、大人が子どもに常識を教えなくてどうするのか。
墓守の投稿によると、御朱印帳を一方的に送り付けて「指定した日付の御朱印を書いて送り返してほしい」という人も少なくないといいます。
人としての最低限のマナーを守ることができないのであれば、こういった場所に来るべきではないでしょう。