子持ちの友人が、ゲイに発したひと言 「泣いた」「本当にそれ」と共感の声相次ぐ By - grape編集部 公開:2019-06-17 更新:2019-06-17 LGBT考え方 Share Tweet LINE 2018年7月にネット上で激しい議論が交わされた、自民党の杉田水脈議員による「LGBTは生産性が低い」という発言。 ここでいう『生産性』とは、子どもを産むということです。同性同士では妊娠することができないため、その意味では間違っているわけではありません。 しかし、人間に対して『生産性』という言葉を使ったり、子どもを産むことに存在価値を見出したりするような発言に、世間からは非難する声が上がりました。 『ゲイと子育てと生産性』 ゲイのもちぎ(@omoti194)さんは、自身の経験や考えを漫画で描き、Twitterで公開しています。 以前、もちぎさんがゲイバーで働いていたころ。友人の子どもを預かっていたもちぎさんは、あることを考えていました。 ゲイと子育てと生産性 pic.twitter.com/uSuNN7Fyow — もちぎ🐈8月9日第1巻発売 (@omoti194) June 15, 2019 友人の子どもと触れ合うことで子育てについて考えるも、もちぎさんは「ゲイだから子育てなんて縁がない」と思っていました。 そんなもちぎさんに、友人はこういいます。 私の子どもの面倒を見てくれたのは、子育ての一環だよ。 自身が子どもを産み育てるだけではなく、誰かの子どもの面倒を見たり、子持ちの親を支えたりすることも『子育て』であると告げた友人。 その言葉を聞き、もちぎさんはこう思いました。「よかった。社会にいていいんだ」…と。 漫画に対し、ネットからは多くの共感する声が寄せられました。 ・本当に、『社会にいてはいけない人』なんていないと自分は思います。 ・LGBTに限らず、子どもを持たない人も救われる漫画だと思います。自分は読んで救われました。 ・子を持つ母親として、いろいろな場で助けてくれる人に「子育てに参加してくれてありがとう」と思っています。 ・子どもを産み育てずとも、世の中には子育てに携わるいろんな形がありますよね。 ・産むことができるのは母親だけど、育ててくれるのは周囲にいるすべての大人だと思う。 「子育ては社会全体がするもの」という言葉があるように、社会にいるすべての人が子どもを見守り、支え合っています。 子どもを産むだけが人の存在価値ではなく、すべての人にそれぞれの役割や存在意義があるはずです。 出典grape/@omoti194 Share Tweet LINE
2018年7月にネット上で激しい議論が交わされた、自民党の杉田水脈議員による「LGBTは生産性が低い」という発言。
ここでいう『生産性』とは、子どもを産むということです。同性同士では妊娠することができないため、その意味では間違っているわけではありません。
しかし、人間に対して『生産性』という言葉を使ったり、子どもを産むことに存在価値を見出したりするような発言に、世間からは非難する声が上がりました。
『ゲイと子育てと生産性』
ゲイのもちぎ(@omoti194)さんは、自身の経験や考えを漫画で描き、Twitterで公開しています。
以前、もちぎさんがゲイバーで働いていたころ。友人の子どもを預かっていたもちぎさんは、あることを考えていました。
友人の子どもと触れ合うことで子育てについて考えるも、もちぎさんは「ゲイだから子育てなんて縁がない」と思っていました。
そんなもちぎさんに、友人はこういいます。
私の子どもの面倒を見てくれたのは、子育ての一環だよ。
自身が子どもを産み育てるだけではなく、誰かの子どもの面倒を見たり、子持ちの親を支えたりすることも『子育て』であると告げた友人。
その言葉を聞き、もちぎさんはこう思いました。「よかった。社会にいていいんだ」…と。
漫画に対し、ネットからは多くの共感する声が寄せられました。
・本当に、『社会にいてはいけない人』なんていないと自分は思います。
・LGBTに限らず、子どもを持たない人も救われる漫画だと思います。自分は読んで救われました。
・子を持つ母親として、いろいろな場で助けてくれる人に「子育てに参加してくれてありがとう」と思っています。
・子どもを産み育てずとも、世の中には子育てに携わるいろんな形がありますよね。
・産むことができるのは母親だけど、育ててくれるのは周囲にいるすべての大人だと思う。
「子育ては社会全体がするもの」という言葉があるように、社会にいるすべての人が子どもを見守り、支え合っています。
子どもを産むだけが人の存在価値ではなく、すべての人にそれぞれの役割や存在意義があるはずです。