「助けてください」と声を上げた白杖の男性 駆け付けた人との『やり取り』に反響 By - grape編集部 公開:2019-08-03 更新:2019-08-03 いい話視覚障害障がい者 Share Tweet LINE ※写真はイメージ めっっ(@chanmegu617)さんがTwitterに投稿したエピソードに、反響が上がっています。 ある日、街を歩いていた投稿者さん。10mほど先から、助けを求める男性の声を耳にしたといいます。 白杖の男性「すみません!どなたかいらっしゃいません?助けてください」 助けを求めていたのは、視覚障害を持つ男性。駆け付けた投稿者さんは、「どうしました?どこに行きますか?」と優しく声をかけました。 視覚障害の男性と、助けた女性のエピソードに反響 どうやら、男性は道に迷ってしまったようです。「私はいま、どこにいますか?」と尋ねる男性に、投稿者さんは現在地を言葉で説明しました。 男性は、路面電車の停留場(通称・電停)に向かいたい様子。電停までの道順を口頭で説明するのは難しいため、投稿者さんはこのような提案をします。 投稿者さん「じゃあ、電停まで一緒に行きましょう!」 白杖の男性「いいんですか?仕事中とかじゃないんですか?」 投稿者さん「全然!私の腕をつかんでください。向かいまーす!」 「僕はどこまで迷い込んだんだろう?」と苦笑する男性の肩に手を置き、一緒に電停まで向かうことにした投稿者さん。 つい先ほど出会ったばかりとは思えないほど、2人はすぐに仲よくなり、ジョークを交えながら歩きました。 投稿者さん「じゃあ、左に曲がりまーす」 白杖の男性「おっ!左に曲がるということは、中央通りに出るかな?」 投稿者さん「ブッブー!残念!次、右に曲がりますよー!」 そんな会話を交わしているうちに、2人は中央通りに出ました。そこで投稿者さんは、初めて点字ブロックを目にします。 投稿者さん「ここに来るまで点字ブロックなかったね!そりゃあ、迷いますわ」 白杖の男性「おっ、これはまっすぐ進んで右に行くと電停ですな!」 投稿者さん「正解!すごい!」 白杖の男性「あとは分かるから大丈夫ですよ!本当にありがとう!」 笑顔でお礼をいうと、男性は投稿者さんに1枚のカードを手渡しました。どうやらこのカードは、外出中に助けてくれた人へ渡しているようです。 そこには助けてくれた人への感謝の気持ちや、視覚障害を持つ人の『シグナル』についてつづられていました。 さっき盲目の方が、大きい声で「すいません!どなたかいらっしゃいませんか?助けて下さい」と困ってたので、『どーしました?どこ行きます?』と声をかけました。「私は今どこにいますか?」『今ね、パルコの前ですよ!』「電車に乗りたいんですがどーいけばいいですか?」 — めっっ (@chanmegu617) August 1, 2019 男性と歩いた経験や、カードの内容から、点字ブロックがいかに大事なものか再確認したという投稿者さん。 そして、視覚障害を持つ人に道案内をする難しさを学んだといいます。 人の優しさを感じる素敵なエピソードに、多くのコメントやおよそ3万件の『いいね』が寄せられました。 ・自分も視覚障害の人を道案内をした時、「案内をするってこんなに難しいものなんだ」と思いました。 ・こういった優しいエピソードを聞くと、泣くほど嬉しい。優しい人が増えるといいな。 ・カードの内容、とても参考になる。どう手伝えばいいのか分かりやすい文章ですね。 『情けは人の為ならず』という言葉があるように、投稿者さんの親切な行動はいつかめぐりめぐって返ってくることでしょう。 他人を思いやる心を持って、困った時は支え合っていきたいですね! 投稿全文はこちら 次のページへ 1 2 出典grape/@chanmegu617 Share Tweet LINE
めっっ(@chanmegu617)さんがTwitterに投稿したエピソードに、反響が上がっています。
ある日、街を歩いていた投稿者さん。10mほど先から、助けを求める男性の声を耳にしたといいます。
白杖の男性「すみません!どなたかいらっしゃいません?助けてください」
助けを求めていたのは、視覚障害を持つ男性。駆け付けた投稿者さんは、「どうしました?どこに行きますか?」と優しく声をかけました。
視覚障害の男性と、助けた女性のエピソードに反響
どうやら、男性は道に迷ってしまったようです。「私はいま、どこにいますか?」と尋ねる男性に、投稿者さんは現在地を言葉で説明しました。
男性は、路面電車の停留場(通称・電停)に向かいたい様子。電停までの道順を口頭で説明するのは難しいため、投稿者さんはこのような提案をします。
投稿者さん「じゃあ、電停まで一緒に行きましょう!」
白杖の男性「いいんですか?仕事中とかじゃないんですか?」
投稿者さん「全然!私の腕をつかんでください。向かいまーす!」
「僕はどこまで迷い込んだんだろう?」と苦笑する男性の肩に手を置き、一緒に電停まで向かうことにした投稿者さん。
つい先ほど出会ったばかりとは思えないほど、2人はすぐに仲よくなり、ジョークを交えながら歩きました。
投稿者さん「じゃあ、左に曲がりまーす」
白杖の男性「おっ!左に曲がるということは、中央通りに出るかな?」
投稿者さん「ブッブー!残念!次、右に曲がりますよー!」
そんな会話を交わしているうちに、2人は中央通りに出ました。そこで投稿者さんは、初めて点字ブロックを目にします。
投稿者さん「ここに来るまで点字ブロックなかったね!そりゃあ、迷いますわ」
白杖の男性「おっ、これはまっすぐ進んで右に行くと電停ですな!」
投稿者さん「正解!すごい!」
白杖の男性「あとは分かるから大丈夫ですよ!本当にありがとう!」
笑顔でお礼をいうと、男性は投稿者さんに1枚のカードを手渡しました。どうやらこのカードは、外出中に助けてくれた人へ渡しているようです。
そこには助けてくれた人への感謝の気持ちや、視覚障害を持つ人の『シグナル』についてつづられていました。
男性と歩いた経験や、カードの内容から、点字ブロックがいかに大事なものか再確認したという投稿者さん。
そして、視覚障害を持つ人に道案内をする難しさを学んだといいます。
人の優しさを感じる素敵なエピソードに、多くのコメントやおよそ3万件の『いいね』が寄せられました。
・自分も視覚障害の人を道案内をした時、「案内をするってこんなに難しいものなんだ」と思いました。
・こういった優しいエピソードを聞くと、泣くほど嬉しい。優しい人が増えるといいな。
・カードの内容、とても参考になる。どう手伝えばいいのか分かりやすい文章ですね。
『情けは人の為ならず』という言葉があるように、投稿者さんの親切な行動はいつかめぐりめぐって返ってくることでしょう。
他人を思いやる心を持って、困った時は支え合っていきたいですね!
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