男性がエレベーターに乗り込んだ瞬間? 母親の『ひと言』に、胸がえぐられる By - grape編集部 公開:2020-06-03 更新:2020-06-03 子ども子育て Share Tweet LINE ※ 写真はイメージ 2児の父親である、てゆんた(@teyunta1123)さん。 ある日、エレベーターに乗り込んだ際に、外国人と思しき子連れの母親と鉢合わせたといいます。 それまで流ちょうな外国語で子供と言葉を交わしていた母親。てゆんたさんが乗り込んできた瞬間に、我が子に向かってこう告げたのです。 「シズカニ、シズカニ シナサイ」 てゆんたさんは、たどたどしい日本語でつむがれた「静かにしなさい」という言葉に、胸がギュッとつかまれるような心地がしたといいます。 きっと母親は、日本で周囲から我が子の行動を非難され、肩身の狭い想いをしたことがあるのでしょう。 てゆんたさんは、母親の行動にいてもたってもいられなくなります。自身もバス内で泣く1歳の息子さんに対し、舌打ちをされたつらい経験があったからです。 少し悩んでから、てゆんたさんは母親に日本語で話しかけるも、言葉は通じません。 そこで、英語で「僕にも同じくらいの子供がいます。1歳です」と伝えると、母親は少し驚いた後、ニッコリと笑って小さく拍手をし、我が子に何かを告げました。 そして扉が開くと、母親は会釈をして降りていったそうです。 たまたま乗り込んだエレベーターで、それまで明らかに外国の言葉で話してた子連れの方が僕をみて突然お子さんに『シズカニ、シズカニ シナサイ、』と声をかけて。比喩でもなんでもなく、心臓がギュッとした。以前バスで息子が泣いてしまった時に聞こえた舌打ちの音が一瞬で蘇った。これは、 — てゆんた (@teyunta1123) May 30, 2020 こんなのはホントだめで。数秒悩んでから思い切って話しかけてみるとやはり日本語は通じず。拙い英語で、僕も同じくらいのこどもがいます、1歳です、と話したらお母さんは少し驚かれてたあとニッコリ笑って、小さく拍手してくれて、お子さんになにか話しかけて、扉が開くと会釈をして降りていかれた。 — てゆんた (@teyunta1123) May 30, 2020 てゆんたさんの声かけは、周囲の反応に過敏になっていた母親にとって、心が軽くなるようなものだったに違いありません。 一連のエピソードに対し、ネット上ではさまざまな反応が寄せられました。 ・自分も子育て中に、同じように舌打ちされたことがある。本当につらかった。 ・外国人にとって「静かにしなさい」という言葉が、覚えるべき日本語に入っていたとしたら悲しい。 ・これが現実と思うとやり切れない。子育て中の人を温かい目で見守っていける世の中になってほしいな…。 周囲に対し、子供を叱る姿をあえて見せなくてはならない状況からは、母親がこれまでに受けてきた仕打ちが想像できて、胸が締め付けられます。 こういった風潮をなくし、子育てをするすべての人が過ごしやすい社会を作っていけたらと思わされますね。 出典grape/@teyunta1123 Share Tweet LINE
2児の父親である、てゆんた(@teyunta1123)さん。
ある日、エレベーターに乗り込んだ際に、外国人と思しき子連れの母親と鉢合わせたといいます。
それまで流ちょうな外国語で子供と言葉を交わしていた母親。てゆんたさんが乗り込んできた瞬間に、我が子に向かってこう告げたのです。
「シズカニ、シズカニ シナサイ」
てゆんたさんは、たどたどしい日本語でつむがれた「静かにしなさい」という言葉に、胸がギュッとつかまれるような心地がしたといいます。
きっと母親は、日本で周囲から我が子の行動を非難され、肩身の狭い想いをしたことがあるのでしょう。
てゆんたさんは、母親の行動にいてもたってもいられなくなります。自身もバス内で泣く1歳の息子さんに対し、舌打ちをされたつらい経験があったからです。
少し悩んでから、てゆんたさんは母親に日本語で話しかけるも、言葉は通じません。
そこで、英語で「僕にも同じくらいの子供がいます。1歳です」と伝えると、母親は少し驚いた後、ニッコリと笑って小さく拍手をし、我が子に何かを告げました。
そして扉が開くと、母親は会釈をして降りていったそうです。
てゆんたさんの声かけは、周囲の反応に過敏になっていた母親にとって、心が軽くなるようなものだったに違いありません。
一連のエピソードに対し、ネット上ではさまざまな反応が寄せられました。
・自分も子育て中に、同じように舌打ちされたことがある。本当につらかった。
・外国人にとって「静かにしなさい」という言葉が、覚えるべき日本語に入っていたとしたら悲しい。
・これが現実と思うとやり切れない。子育て中の人を温かい目で見守っていける世の中になってほしいな…。
周囲に対し、子供を叱る姿をあえて見せなくてはならない状況からは、母親がこれまでに受けてきた仕打ちが想像できて、胸が締め付けられます。
こういった風潮をなくし、子育てをするすべての人が過ごしやすい社会を作っていけたらと思わされますね。