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シャープの『洗濯機の注意喚起』に「知らなかった!」 実は知らない人が多いらしい…

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

生活をする上で、私たちはいろいろな文明の利器に支えられています。

ですが、便利な家電が身近に存在するのが当たり前になったことで、実は正しい使い方を確認せずに使い続けているかもしれません。

家電を購入しても、設置後は一切説明書に目を通さない…という人は多いのではないでしょうか。

シャープによる洗濯機の注意事項に「知らなかった!」

2022年10月19日、Twitterで「防水加工の衣類を脱水したら、警報音が鳴り響いて洗濯機が内側から爆発するように壊れた」という投稿が拡散。

それを受け、翌20日に、電化製品を製造している『株式会社シャープ(以下、シャープ)』は、全国にいる洗濯機の利用者への呼びかけをTwitterに投稿しました。

自社ウェブサイト内の『洗濯機Q&A情報』のページから、洗濯機で洗うことができない衣類について、シャープはこのように注意喚起をしています。

■洗濯・脱水・乾燥ができないもの

・取扱い表示(品質表示)に以下の記号がついたもの

・衣類の取扱い表示や組成表示のないもの

・防水性のもの
例)レインコート、サウナスーツ、ウインドブレーカー、スキーウェア、ダウンジャケット、理美容用クロス、オムツカバー、自転車・自動車などのカバー、寝袋、防水シーツ、防水エプロンなど
※ 水が抜けないため脱水中に異常振動を起こし、転倒によるけが、本体・壁・床などの損壊、水漏れの原因

・芯地が多く、形くずれしやすいもの
例)ネクタイ、ブレザー、ジャケット、 コート、スーツ、ツバのある帽子など

・著しい収縮や変色、表面変化を起こす恐れのある素材
例)レーヨン、キュプラ、絹および混紡品など

・ウレタン(スポンジ類)の入ったもの
例)座布団、クッション、枕など

・毛倒れを起こす起毛製品
例)ベルベット、別珍など

・形くずれや表面変化を起こす恐れのある生地
例)強撚糸使用の生地、ジョーゼット、クレープ、ちりめんなど

・和服、和装小物など

・表面の凹凸などが消えやすいもの
例)防しわ加工品、エンボス加工品など

・色落ちしやすいもの

・皮革製品、皮革装飾をほどこしたもの

・カーペット、水を通さないカーペットカバー、玄関マット、裏にゴムなどが付いているマット類
※ 洗濯機で洗える表示があるものでも、洗濯や脱水中に異常振動が発生するものは洗えません。
※ 手洗い表示のものは洗えません。

シャープ ーより引用

衣類のタグ部分には、温度の上限や、アイロンの可否、手洗い方法といった情報が分かる、洗濯表示のマークが記載されています。

桶のマークに大きくバツマークがついた洗濯表示に、『洗濯機では洗っていけません』という意味があることは誰もが知っているでしょう。

しかし、そのマークがついている服以外にも、洗濯機では洗うことができない種類の衣類はたくさんあるのです!

※写真はイメージ

今回話題になった防水性のある服も、洗濯機で洗ってはいけない衣類の1つ。

洗濯機が無理に脱水しようとした結果、異常なほどの振動を起こすことがあります。洗濯機の故障につながるだけでなく、衣類もダメージを受けてしまうので要注意です。

一連の話題を受け、ネットでは多くの人から「知らなかった」という声が上がっています。

大切な洗濯機や衣類を守るためにも、今一度、洗濯機の使用方法について再確認をしたほうがよさそうです。

・自分も過去にやらかした。本当に気を付けたい…。

・これは地味に大事。知らない人も多いみたいだし、広まってほしい!

・防水性の衣類ってダメなの!?大惨事になる前に気付いてよかった…。

文明の利器は便利すぎるあまり、ついつい頼りすぎてしまうもの。

ですが、ハイテクな家電にもできないことはあります。長く愛用するためにも、持ち主が正しい使い方をして、大切に使っていきたいですね。

出典
grape@SHARP_JPSHARP シャープ株式会社

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