キャベツを食べたら『謎の異臭』が! 「捨てたほうがいい?」に農林水産省は? By - grape編集部 公開:2024-04-09 更新:2024-04-09 キャベツ野菜 Share Tweet LINE ※写真はイメージ サラダをはじめ、さまざまな料理で活躍するキャベツ。 『万能野菜』と呼ばれるゆえんは、調理方法の豊富さだけではありません。『春キャベツ』『夏キャベツ』『冬キャベツ』という言葉があるように、年に三度も旬があるという点です。 通年スーパーマーケットなどで流通している上に、1年のほとんどが食べ頃というポイントは、消費者にとって嬉しい要素ですよね。 『謎の苦みと異臭』のあるキャベツは食べても大丈夫? さまざまな食材にまつわる消費者からの相談を、農林水産省はウェブサイトで公開しています。 その1つが「キャベツを調理したら、苦味を感じた」「謎の異臭がしたが、口にしても大丈夫なのか」というもの。 どんな食材も、傷んでしまうと味が変わるほか、異臭がするなどの変化が生じますよね。いざ口にして、そういった異変を感じたら、心配するのも無理はありません。 多くの消費者から寄せられたであろう、そういった相談に対し、農林水産省はこのように呼びかけました。 キャベツには、イソチオシアネートやポリフェノールなどの物質が含まれています。 キャベツを切ることで、物質が酸素に反応して苦味を感じることがあります。また、保管中に物質が分解することで、異臭を発生することもあります。 イソチオシアネートなどの物質は、水にさらすことで水に溶け、除去されます。 購入後は、冷蔵庫で保管し、できる限り新鮮なうちに食べることをおすすめします。 農林水産省 ーより引用 ※写真はイメージ 謎の苦味と異臭の正体は、キャベツにもともと含まれている物質によるもの! 腐っているわけでも、品質に問題があったわけでもありません。キャベツを切ったことで、それらの物質が酸素に反応し、独特の苦味や異臭が発生してしまうケースもあるのだとか。 安全を考慮すると、ちょっとした変化でつい口にするのを止めてしまいますが、こういったケースは健康上問題ない模様です。 なお、茶色の汁が出たり、全体的にぬめっていたりした場合は、キャベツが傷んでいる可能性があります。その際は、もったいないですが速やかに処分してください。 農林水産省がいうように、どんな食材も購入後は適切に管理し、速やかに消費するが吉。食事を楽しむためにも、正しい知識を得ておきたいですね。 出典grape/農林水産省 Share Tweet LINE
サラダをはじめ、さまざまな料理で活躍するキャベツ。
『万能野菜』と呼ばれるゆえんは、調理方法の豊富さだけではありません。『春キャベツ』『夏キャベツ』『冬キャベツ』という言葉があるように、年に三度も旬があるという点です。
通年スーパーマーケットなどで流通している上に、1年のほとんどが食べ頃というポイントは、消費者にとって嬉しい要素ですよね。
『謎の苦みと異臭』のあるキャベツは食べても大丈夫?
さまざまな食材にまつわる消費者からの相談を、農林水産省はウェブサイトで公開しています。
その1つが「キャベツを調理したら、苦味を感じた」「謎の異臭がしたが、口にしても大丈夫なのか」というもの。
どんな食材も、傷んでしまうと味が変わるほか、異臭がするなどの変化が生じますよね。いざ口にして、そういった異変を感じたら、心配するのも無理はありません。
多くの消費者から寄せられたであろう、そういった相談に対し、農林水産省はこのように呼びかけました。
農林水産省 ーより引用
※写真はイメージ
謎の苦味と異臭の正体は、キャベツにもともと含まれている物質によるもの!
腐っているわけでも、品質に問題があったわけでもありません。キャベツを切ったことで、それらの物質が酸素に反応し、独特の苦味や異臭が発生してしまうケースもあるのだとか。
安全を考慮すると、ちょっとした変化でつい口にするのを止めてしまいますが、こういったケースは健康上問題ない模様です。
なお、茶色の汁が出たり、全体的にぬめっていたりした場合は、キャベツが傷んでいる可能性があります。その際は、もったいないですが速やかに処分してください。
農林水産省がいうように、どんな食材も購入後は適切に管理し、速やかに消費するが吉。食事を楽しむためにも、正しい知識を得ておきたいですね。