「私は耳が聞こえません」の紙を見せた店員 すると客が…「涙が出た」「かっこよすぎる」 By - grape編集部 公開:2024-05-16 更新:2024-05-16 お母さん客店員手話考え方聴覚障害親子障がい障がい者 Share Tweet LINE 世の中には、さまざまな障がいを持っている人が存在します。健常者が当たり前のようにしていることも、一部の人は大きな壁のように感じていることでしょう。 そんな『壁』をできるだけ取り除くべく、社会が進めているのがバリアフリー化。まだまだ課題はあれど、さまざまな取り組みが行われています。 例えば店のレジでは、聴覚障がいのある店員と客のため、指差しボードを目にする機会も少しずつ増えてきましたよね。 『耳の聞こえない店員』に出会った母親 ある日、母親と一緒にカフェに立ち寄った、ありま(@arimama_umauma)さん。 いつものように、レジで「ホットコーヒーをください」と声に出して注文をしようとしたところ、店員は1枚の紙を差し出してきました。 そこに書かれていたのは「私は耳が聞こえません」というメッセージで…。 声でコミュニケーションがとれずとも、指差しボードを使えば、聴覚障がいのある人でもレジ業務に携わることができます。 紙に書かれたメッセージを読み、事情を理解したありまさん親子。すると、母親はすぐさま手話を使い、店員と円滑にコミュニケーションをとり始めたのです! 手話を覚えている健常者は多いとはいえません。また、仮に覚えていたとしても、実践となると「間違えてしまったら恥ずかしい」「失敗して相手を困らせてしまうかも」と及び腰になってしまいがちです。 しかし、母親は持ち前のポジティブ思考と行動力で、手話でのコミュニケーションに挑戦。その姿に、ありまさんは改めて、1人の人間として母親を尊敬したといいます。 『優しい世界』への近道が描かれた、ありまさん親子のエピソードは拡散され、さまざまな声が上がりました。 ・手話に限らず、コミュニケーションの壁を軽く超えられる人は本当にすごい。 ・これはかっこよすぎる!覚えていることだけでなく、実行に移せるって尊敬する。 ・あまりの温かさに涙が出た。自分も手話を覚えようかな。 さまざまな『壁』を取り壊すには、より多くの人の相互理解が必要。そして、お互いを知るにはコミュニケーションが大切です。 失敗を恐れず、歩み寄ろうとする母親の姿は、漫画を通して多くの人の心を突き動かしました。 ありまさんの単行本『うちの母は今日も大安』が発売決定! 母親との日常を描いた、ありまさんの単行本『うちの母は今日も大安』が2024年6月24日に発売されます。 何歳になっても行動力にあふれ、いつも明るい母親とのエピソードは、笑顔と元気をもらえるものばかり。気になる人はチェックしてくださいね。 出典grape/@arimama_umauma Share Tweet LINE
世の中には、さまざまな障がいを持っている人が存在します。健常者が当たり前のようにしていることも、一部の人は大きな壁のように感じていることでしょう。
そんな『壁』をできるだけ取り除くべく、社会が進めているのがバリアフリー化。まだまだ課題はあれど、さまざまな取り組みが行われています。
例えば店のレジでは、聴覚障がいのある店員と客のため、指差しボードを目にする機会も少しずつ増えてきましたよね。
『耳の聞こえない店員』に出会った母親
ある日、母親と一緒にカフェに立ち寄った、ありま(@arimama_umauma)さん。
いつものように、レジで「ホットコーヒーをください」と声に出して注文をしようとしたところ、店員は1枚の紙を差し出してきました。
そこに書かれていたのは「私は耳が聞こえません」というメッセージで…。
声でコミュニケーションがとれずとも、指差しボードを使えば、聴覚障がいのある人でもレジ業務に携わることができます。
紙に書かれたメッセージを読み、事情を理解したありまさん親子。すると、母親はすぐさま手話を使い、店員と円滑にコミュニケーションをとり始めたのです!
手話を覚えている健常者は多いとはいえません。また、仮に覚えていたとしても、実践となると「間違えてしまったら恥ずかしい」「失敗して相手を困らせてしまうかも」と及び腰になってしまいがちです。
しかし、母親は持ち前のポジティブ思考と行動力で、手話でのコミュニケーションに挑戦。その姿に、ありまさんは改めて、1人の人間として母親を尊敬したといいます。
『優しい世界』への近道が描かれた、ありまさん親子のエピソードは拡散され、さまざまな声が上がりました。
・手話に限らず、コミュニケーションの壁を軽く超えられる人は本当にすごい。
・これはかっこよすぎる!覚えていることだけでなく、実行に移せるって尊敬する。
・あまりの温かさに涙が出た。自分も手話を覚えようかな。
さまざまな『壁』を取り壊すには、より多くの人の相互理解が必要。そして、お互いを知るにはコミュニケーションが大切です。
失敗を恐れず、歩み寄ろうとする母親の姿は、漫画を通して多くの人の心を突き動かしました。
ありまさんの単行本『うちの母は今日も大安』が発売決定!
母親との日常を描いた、ありまさんの単行本『うちの母は今日も大安』が2024年6月24日に発売されます。
何歳になっても行動力にあふれ、いつも明るい母親とのエピソードは、笑顔と元気をもらえるものばかり。気になる人はチェックしてくださいね。