災害時のために『ガムテープ』はこうして!警視庁が呼びかけ By - grape編集部 公開:2017-07-18 更新:2018-07-23 災害災害対策警視庁 Share Tweet LINE 荷造りや補修などに役立つ粘着性の強い『布製ガムテープ』ですが、工夫次第で災害時に活躍するアイテムに生まれ変わります。 ケガをした時に、清潔な布をあててからガムテープを貼ることで、止血することができる。 油性ペンで書くことで、丈夫なメモとして使える。離ればなれになった家族に対し、家の壁に貼ることで居場所を伝えるのに有効。 骨折時の添え木の固定や、三角巾の代わりとして。 このように便利な『布製ガムテープ』ですが、問題になるのが「かさばる」こと。災害グッズとして加えるには、スペースが足りないということもあるかもしれません。 そんな時の「持ち運びの時のひと工夫」を警視庁警備部災害対策課が投稿し、話題になっています。 災害時に工夫次第で役立つ布ガムテープ。添え木を患部に固定したり、連絡メモとして壁に貼ったり重宝しますが、かさばることが難点。そこで、芯の部分を柔らかくなるまで押し潰して取り除き、平らにして輪ゴムで束ねると、非常用持出袋の隙間でも入れることができます。追加をお薦めします。 pic.twitter.com/g6rzbc5909 — 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) 2017年7月18日 芯を抜いて折りたたむことで、スペースを確保できるというこの方法。実際にためしてみました。 まずは上から体重をかけて押し、布製ガムテープを潰します。これを何度か繰り返すと、芯とテープの間に少しずつ隙間ができます。 その隙間に指を差し込み、隙間を広げることで芯をとりのぞくことができました。 作業にかかった時間は数分ですが、思ったより力がいる作業です。力がある人にお願いしたほうがいいかもしれません。 芯を取り除いた後にもう一度布製ガムテープを潰し、輪ゴムでとめれば完成です。最初の状態と比べると、かなりコンパクトになりました。 使う時は、このような状態になります。このコンパクトさは、普段使いにも便利かもしれません。 いつ襲ってくるか分からない災害。対策のために、この方法で布製ガムテープを持ち物に追加してはいかがでしょうか。 出典grape/@MPD_bousai Share Tweet LINE
荷造りや補修などに役立つ粘着性の強い『布製ガムテープ』ですが、工夫次第で災害時に活躍するアイテムに生まれ変わります。
このように便利な『布製ガムテープ』ですが、問題になるのが「かさばる」こと。災害グッズとして加えるには、スペースが足りないということもあるかもしれません。
そんな時の「持ち運びの時のひと工夫」を警視庁警備部災害対策課が投稿し、話題になっています。
芯を抜いて折りたたむことで、スペースを確保できるというこの方法。実際にためしてみました。
まずは上から体重をかけて押し、布製ガムテープを潰します。これを何度か繰り返すと、芯とテープの間に少しずつ隙間ができます。
その隙間に指を差し込み、隙間を広げることで芯をとりのぞくことができました。
作業にかかった時間は数分ですが、思ったより力がいる作業です。力がある人にお願いしたほうがいいかもしれません。
芯を取り除いた後にもう一度布製ガムテープを潰し、輪ゴムでとめれば完成です。最初の状態と比べると、かなりコンパクトになりました。
使う時は、このような状態になります。このコンパクトさは、普段使いにも便利かもしれません。
いつ襲ってくるか分からない災害。対策のために、この方法で布製ガムテープを持ち物に追加してはいかがでしょうか。