「1品200円~調理します」 見慣れない野菜を持ち込んだらまさかの… By - grape編集部 公開:2021-01-30 更新:2021-01-30 インタビュー料理新型コロナウイルス感染症(COVID-19)日本がんばれ応援団横浜市看板神奈川貼り紙野菜飲食店 Share Tweet LINE 2021年1月8日に発令された緊急事態宣言により、飲食店の営業時間が短縮。 多くの店がラストオーダーは19時までとなり、人によっては外で夕食をとるのが難しくなってしまいました。 また、在宅勤務によって自炊の機会が増え、「もうレパートリーがない」と悩んでいる人もいるといいます。 街で見つけた変わったサービスに興味津々! そんな中、筆者が街で見つけたのは、ある飲食店が始めた面白いサービス。 食材を持ってきたら1品200円~調理します! 平日限定で10~16時半の間に食材を持って行くと、店にある調味料などを加えて1品200円から調理をしてくれるというのです。貼り紙には「買った野菜や釣った魚、畑でとれた野菜でもいい」と書かれています。 どんな料理ができるのか、そしてどんな人がサービスを利用しているのかが気になった筆者は、実際に食材を持って店に行ってみました! 実際に食材を持ち込んでみた!できたものは… この一風変わったサービスを提供していたのは、神奈川県横浜市にある『中国料理 堀内』。 しっかりと感染対策をした上で、今回持ち込んだ食材はこちらです! 左から、豆苗、里芋、キャベツ、大根、豚もも肉、小さい玉ねぎ、鶏むね肉…なんだこの葉野菜は! 普段、街の小さなスーパーにしか行かない筆者。いつもとは違うスーパーで見慣れない野菜を発見したため、購入してみました。 「ナニコレ!」と思わず手に取ったのは葉野菜のターツァイ。「よく分からない野菜を持っていけば、面白いかもしれない…」と選ぶも、のちのち凡ミスに気付くこととなるのです…。 そして、小さい玉ねぎは『ペコロス』というもの。どんな料理ができるか楽しみです! 店長のアドリブ力がすごすぎる…!できた料理に舌つづみ! 早速、調理をしてもらいます。調理をするのは中華ひと筋23年の店長・駒形栄太郎さん。 まず、持って行った食材を切って下ごしらえをします。「切ってるけど、まだ何を作ろうか決まっていない…」と迷っている様子。 突然見慣れない野菜も入った8つもの食材を持ち込んで、「これで、中華料理を作ってほしい!」という無茶ぶりは大変かと思いきや、ササっと料理ごとに具材をグループ分け。 しかし、まだ駒形さんは「何がいいかな…」と悩んでいます。 筆者が写真を撮っているうちに、料理の構想は思い付いたようです。まず1品目に選んだ食材がこちら! いきなり見知らぬ顔の野菜・ターツァイが来た! 注目の野菜、ターツァイと里芋を使って何ができるのでしょうか。 手際よく調理を進める駒形さん。購入したスーパーでの売り文句には「炒め物に最適」と書かれていたターツァイを、やはり炒めて調理をしています。 店の食材から、しめじ、豚ひき肉、ネギのみじん切りなどを加えてできた料理がこちらの『里芋とひき肉の黒コショウ炒め』! 『里芋とひき肉の黒コショウ炒め』 黒コショウが効いていて、チンゲン菜よりも柔らかいターツァイとの相性も抜群です!箸が止まらないおいしさでした。 ターツァイというよく分からない野菜で困るだろうと思いきや、実は中華料理では定番の野菜なのだとか!しかも、ターツァイは中国野菜だったようです。 筆者の凡ミスにより、駒形さんは難なくターツァイを調理してみせたのでした…。 さらに2品目に入ります。ここにきてペコロスを投入!キャベツと、豚もも肉を使って炒めていきます。 しばらくすると、すぐに2品目が完成!店の赤ピーマンと、ピーマンを加えて『豚肉とペコロスのホイコーロー風』ができました。 『豚肉とペコロスのホイコーロー風』 こちらもしっかりした味付けで、白いご飯があればいくらでも食べられそうなぐらいおいしいです。 本音をいうと、玉ねぎが苦手な筆者。それでも、小さいペコロスがかわいかったため買ってみると、通常サイズの玉ねぎよりも甘みが強くどんどん食べてしまいました! 手際よく3品目に入る駒形さん。自宅で育てている人も多い豆苗と、大根、鶏むね肉を使います。 店から赤ピーマンとタケノコの細切りを加えて、『鶏むね肉と大根の塩味炒め』が完成です! 『鶏むね肉と大根の塩味炒め』 できたてほやほや。大根の柔らかさが最高です!塩味が効いていて、豆苗の青臭さも気になりません。 3品をつくってもらい、かかった費用は600円!手間がかかる魚介類などの場合は200円以上になる場合もあるといいますが、今回は1品200円で調理してくれました。 夕飯のレパートリーに悩んでいる人や、自分では作れないけど温かい手料理を食べたいという人には嬉しい値段とサービスですよね。 一人暮らしの人でも、白いご飯を用意しておけばいいという手軽さです。 通常、できた料理は持ち帰るためのパックに入れて提供されます。 しかし、1品200円からという安さでこのサービスはとても嬉しいですが、店としては採算が取れているのかが不安になりますよね。 1月初旬から始めたというこのサービス。店長の駒形さんに、始めたきっかけや利用者について聞いてみました。 変わったサービスを始めたキッカケを聞いてみた 次のページへ 1 2 出典grape Share Tweet LINE
2021年1月8日に発令された緊急事態宣言により、飲食店の営業時間が短縮。
多くの店がラストオーダーは19時までとなり、人によっては外で夕食をとるのが難しくなってしまいました。
また、在宅勤務によって自炊の機会が増え、「もうレパートリーがない」と悩んでいる人もいるといいます。
街で見つけた変わったサービスに興味津々!
そんな中、筆者が街で見つけたのは、ある飲食店が始めた面白いサービス。
食材を持ってきたら1品200円~調理します!
平日限定で10~16時半の間に食材を持って行くと、店にある調味料などを加えて1品200円から調理をしてくれるというのです。貼り紙には「買った野菜や釣った魚、畑でとれた野菜でもいい」と書かれています。
どんな料理ができるのか、そしてどんな人がサービスを利用しているのかが気になった筆者は、実際に食材を持って店に行ってみました!
実際に食材を持ち込んでみた!できたものは…
この一風変わったサービスを提供していたのは、神奈川県横浜市にある『中国料理 堀内』。
しっかりと感染対策をした上で、今回持ち込んだ食材はこちらです!
左から、豆苗、里芋、キャベツ、大根、豚もも肉、小さい玉ねぎ、鶏むね肉…なんだこの葉野菜は!
普段、街の小さなスーパーにしか行かない筆者。いつもとは違うスーパーで見慣れない野菜を発見したため、購入してみました。
「ナニコレ!」と思わず手に取ったのは葉野菜のターツァイ。「よく分からない野菜を持っていけば、面白いかもしれない…」と選ぶも、のちのち凡ミスに気付くこととなるのです…。
そして、小さい玉ねぎは『ペコロス』というもの。どんな料理ができるか楽しみです!
店長のアドリブ力がすごすぎる…!できた料理に舌つづみ!
早速、調理をしてもらいます。調理をするのは中華ひと筋23年の店長・駒形栄太郎さん。
まず、持って行った食材を切って下ごしらえをします。「切ってるけど、まだ何を作ろうか決まっていない…」と迷っている様子。
突然見慣れない野菜も入った8つもの食材を持ち込んで、「これで、中華料理を作ってほしい!」という無茶ぶりは大変かと思いきや、ササっと料理ごとに具材をグループ分け。
しかし、まだ駒形さんは「何がいいかな…」と悩んでいます。
筆者が写真を撮っているうちに、料理の構想は思い付いたようです。まず1品目に選んだ食材がこちら!
いきなり見知らぬ顔の野菜・ターツァイが来た!
注目の野菜、ターツァイと里芋を使って何ができるのでしょうか。
手際よく調理を進める駒形さん。購入したスーパーでの売り文句には「炒め物に最適」と書かれていたターツァイを、やはり炒めて調理をしています。
店の食材から、しめじ、豚ひき肉、ネギのみじん切りなどを加えてできた料理がこちらの『里芋とひき肉の黒コショウ炒め』!
『里芋とひき肉の黒コショウ炒め』
黒コショウが効いていて、チンゲン菜よりも柔らかいターツァイとの相性も抜群です!箸が止まらないおいしさでした。
ターツァイというよく分からない野菜で困るだろうと思いきや、実は中華料理では定番の野菜なのだとか!しかも、ターツァイは中国野菜だったようです。
筆者の凡ミスにより、駒形さんは難なくターツァイを調理してみせたのでした…。
さらに2品目に入ります。ここにきてペコロスを投入!キャベツと、豚もも肉を使って炒めていきます。
しばらくすると、すぐに2品目が完成!店の赤ピーマンと、ピーマンを加えて『豚肉とペコロスのホイコーロー風』ができました。
『豚肉とペコロスのホイコーロー風』
こちらもしっかりした味付けで、白いご飯があればいくらでも食べられそうなぐらいおいしいです。
本音をいうと、玉ねぎが苦手な筆者。それでも、小さいペコロスがかわいかったため買ってみると、通常サイズの玉ねぎよりも甘みが強くどんどん食べてしまいました!
手際よく3品目に入る駒形さん。自宅で育てている人も多い豆苗と、大根、鶏むね肉を使います。
店から赤ピーマンとタケノコの細切りを加えて、『鶏むね肉と大根の塩味炒め』が完成です!
『鶏むね肉と大根の塩味炒め』
できたてほやほや。大根の柔らかさが最高です!塩味が効いていて、豆苗の青臭さも気になりません。
3品をつくってもらい、かかった費用は600円!手間がかかる魚介類などの場合は200円以上になる場合もあるといいますが、今回は1品200円で調理してくれました。
夕飯のレパートリーに悩んでいる人や、自分では作れないけど温かい手料理を食べたいという人には嬉しい値段とサービスですよね。
一人暮らしの人でも、白いご飯を用意しておけばいいという手軽さです。
通常、できた料理は持ち帰るためのパックに入れて提供されます。
しかし、1品200円からという安さでこのサービスはとても嬉しいですが、店としては採算が取れているのかが不安になりますよね。
1月初旬から始めたというこのサービス。店長の駒形さんに、始めたきっかけや利用者について聞いてみました。
変わったサービスを始めたキッカケを聞いてみた