「飲みかけのペットボトルは」 ホテル従業員の『お願い』が胸にささる By - grape編集部 公開:2017-08-11 更新:2018-07-23 ホテル Share Tweet LINE 旅行シーズンになると、人でにぎわう観光地。ホテルなどを利用し、何泊かかけて『非日常』を楽しむ人も多いでしょう。 ホテル業界で働く月屋(@tsukiya_i)さんが投稿した『お願い』が注目を浴びています。 ホテル業界からの『お願い』 わずか1日で、3万件以上におよぶシェアを生んだ投稿をご紹介します。 夏の旅行シーズンとなってきましたので、ホテル業関係者から、お知らせと言いますか、お願い事を。ホテルでは、お客様のチェックアウト後のお部屋でゴミ箱に入っていないものは、全て忘れ物として扱う、というのは、聞いたことがある方もいるかと思います。そんなお忘れ物について。 pic.twitter.com/v3ssIDxwmw — 月屋 (@tsukiya_i) 2017年8月10日 基本的に『貴重品』や『電子機器』の忘れ物のみ、連絡をするという方針だという月屋さん。 「連絡がないから破棄されているだろう」というのは客側のイメージであって、実際には保管していることが多々あるといいます。 月屋さんが挙げた、特に多い忘れ物の例がこちら。 飲みかけのペットボトル 冷蔵庫にゼリーやヨーグルト 残量少しのシャンプーなどのミニボトル コンビニのレシート クーポンやフリー冊子、チラシ 靴下 身に覚えがある…!! 月屋さんの投稿に「知らなかった」と驚きの声が続出しました。 これは確かにいわれないと気付かないですね。 頭の片隅に入れておくとよさそうなマナーです。 ゴミがゴミ箱に入りきらない時、机の上に置いたままにしていました…これからは気を付けます! 中には、同業者からの共感と「書いてくれてありがとう」といった感謝のコメントも。 忘れ物で特に多いのが、スマホの充電器。困ります…。 すごく分かります。絶対いらないやつでしょと思っても、規則として保管しなきゃならないし、処分も意外と大変です。 夏休みは子どもの忘れ物がバラエティー豊かで面白さもあるけど、ないにこしたことはないですからね。 ホテルによって方針は異なるため、一概にはいえませんが、入りきらない不要物はゴミ箱の近くにまとめて置いておくと、ホテル側は『ゴミ』と見なして取り扱ってくれるようです。 また、月屋さんによると忘れ物についてのサービスはホテルによって無償の場合や、有償の場合もあるそうです。 客とスタッフ、お互いが気持ちよくなれるマナーの実現を 月屋さんは、今回の『お願い』は強制ではないことを明言しています。 ゴミを片付けるのが清掃員の仕事であり、管理するのがスタッフの仕事。 放置してあったからといって「嫌な客だった」と思うことは一切ありません。 ただ、そうしてもらえたら「あのお客さん、いい人だった」と、スタッフが喜びます。 ホテル利用時に「その時限りのラクさ」で自由に過ごせるのは、料金を支払った対価として、当然といえば当然のことなのかもしれません。 ですが、快適さの裏では、お客様が心地よく利用できるよう、日々働いている従業員たちが存在することも事実です。 ペットボトルの中身は流してから捨てる…そういったほんの少しの気遣いが、見えない誰かの手助けになるのなら、やってみる価値はあるのではないでしょうか。 出典grape/@tsukiya_i Share Tweet LINE
旅行シーズンになると、人でにぎわう観光地。ホテルなどを利用し、何泊かかけて『非日常』を楽しむ人も多いでしょう。
ホテル業界で働く月屋(@tsukiya_i)さんが投稿した『お願い』が注目を浴びています。
ホテル業界からの『お願い』
わずか1日で、3万件以上におよぶシェアを生んだ投稿をご紹介します。
基本的に『貴重品』や『電子機器』の忘れ物のみ、連絡をするという方針だという月屋さん。
「連絡がないから破棄されているだろう」というのは客側のイメージであって、実際には保管していることが多々あるといいます。
月屋さんが挙げた、特に多い忘れ物の例がこちら。
身に覚えがある…!!
月屋さんの投稿に「知らなかった」と驚きの声が続出しました。
中には、同業者からの共感と「書いてくれてありがとう」といった感謝のコメントも。
ホテルによって方針は異なるため、一概にはいえませんが、入りきらない不要物はゴミ箱の近くにまとめて置いておくと、ホテル側は『ゴミ』と見なして取り扱ってくれるようです。
また、月屋さんによると忘れ物についてのサービスはホテルによって無償の場合や、有償の場合もあるそうです。
客とスタッフ、お互いが気持ちよくなれるマナーの実現を
月屋さんは、今回の『お願い』は強制ではないことを明言しています。
ゴミを片付けるのが清掃員の仕事であり、管理するのがスタッフの仕事。
放置してあったからといって「嫌な客だった」と思うことは一切ありません。
ただ、そうしてもらえたら「あのお客さん、いい人だった」と、スタッフが喜びます。
ホテル利用時に「その時限りのラクさ」で自由に過ごせるのは、料金を支払った対価として、当然といえば当然のことなのかもしれません。
ですが、快適さの裏では、お客様が心地よく利用できるよう、日々働いている従業員たちが存在することも事実です。
ペットボトルの中身は流してから捨てる…そういったほんの少しの気遣いが、見えない誰かの手助けになるのなら、やってみる価値はあるのではないでしょうか。