「このバス、あの場所に行きますか?」に運転手がキツい一言 その言葉にハッとした By - grape編集部 公開:2018-10-18 更新:2018-10-18 バス運転手 Share Tweet LINE ※写真はイメージ ほー(@d_cessa)さんの投稿したエピソードが、話題になっています。 乗客「このバスって、『〇〇』という施設に行きますか?」 ある日、投稿者さんが乗っていたバスの運転手にそう話しかけた、1人の乗客。 乗客のいう『〇〇』という施設は、その名称からはどのバス停で降りればいいのか、さっぱり見当がつかない場所でした。 「このバス、あの場所に行きますか」は過剰要求? きっと乗客は、「バスの運転手なら詳しいだろうし、教えてくれるだろう」と思い、そう聞いたのでしょう。 すると、運転手はこう返しました。 運転手「それなら、『××』のバス停だと思います。 ですが、今後はきちんと調べて覚えてください。分からない運転手も多いから」 このやりとりを聞いて、「なかなかキツくいうなあ」と思った、投稿者さん。しかし、ふとこう思ったのだそうです。 (もしかして、これは過剰要求社会の一部なんだろうか?) 「あのバス停に行きますか?」ではなく「あの施設の周辺に行きますか?」と聞いた、乗客。無意識のうちに「運転手だから、周辺施設も把握しておくべき」という考えがあったのかもしれません。 投稿者さんは、自分含む多くの人が「運転手さんなら知ってそう」と思い、つい頼りすぎてしまっているのでは…と、ハッとしたといいます。 バスの運転手は旅客輸送の1つであり、運転や車内放送、ドアの開閉が主な業務です。当然ですが「周辺施設について詳しく知っておかなければならない」というわけではありません。 今の一般的な客側の認識だと「わからないなんて勉強不足な運転手だクレームつけてやる」って客のほうが多いんじゃないかなと思って怖いと思った次第。「知らなくても仕方ない」「知ってる運転手さんだったありがとう」みたいな認識が一番良いと思うのよね。業界問わずこういう事例多いと思う — ほー(ほほほ)@CESSA (@d_cessa) July 16, 2017 いわれてみれば、確かに頼りすぎている気がします。私も反省しました。 こういう人は、すぐ横にカレンダーがあっても「今日って何日?」って隣の人に聞きそうなイメージ。 お店でも、店員に過剰なサービスを求める人って結構いますよね。 こちら側は「ちょっと聞くだけ」と思っても、相手からしたら結構な迷惑かもしれないですよね…。 投稿に対し、ネット上ではいろいろな反応が上がっています。 また、現役の運転手からは「〇〇さんの家の近くに行きますか?とか、この病院まだやってますか?と診察券を見せられたりとか…普通にあります」という声も…。 運転手に限らず、働く人に対して「ほかのことも知っていて当たり前」ではなく、「知っている人でよかった、教えてもらえてありがたい」という考えでいたいものですね。 出典grape/@d_cessa Share Tweet LINE
ほー(@d_cessa)さんの投稿したエピソードが、話題になっています。
乗客「このバスって、『〇〇』という施設に行きますか?」
ある日、投稿者さんが乗っていたバスの運転手にそう話しかけた、1人の乗客。
乗客のいう『〇〇』という施設は、その名称からはどのバス停で降りればいいのか、さっぱり見当がつかない場所でした。
「このバス、あの場所に行きますか」は過剰要求?
きっと乗客は、「バスの運転手なら詳しいだろうし、教えてくれるだろう」と思い、そう聞いたのでしょう。
すると、運転手はこう返しました。
運転手「それなら、『××』のバス停だと思います。
ですが、今後はきちんと調べて覚えてください。分からない運転手も多いから」
このやりとりを聞いて、「なかなかキツくいうなあ」と思った、投稿者さん。しかし、ふとこう思ったのだそうです。
(もしかして、これは過剰要求社会の一部なんだろうか?)
「あのバス停に行きますか?」ではなく「あの施設の周辺に行きますか?」と聞いた、乗客。無意識のうちに「運転手だから、周辺施設も把握しておくべき」という考えがあったのかもしれません。
投稿者さんは、自分含む多くの人が「運転手さんなら知ってそう」と思い、つい頼りすぎてしまっているのでは…と、ハッとしたといいます。
バスの運転手は旅客輸送の1つであり、運転や車内放送、ドアの開閉が主な業務です。当然ですが「周辺施設について詳しく知っておかなければならない」というわけではありません。
投稿に対し、ネット上ではいろいろな反応が上がっています。
また、現役の運転手からは「〇〇さんの家の近くに行きますか?とか、この病院まだやってますか?と診察券を見せられたりとか…普通にあります」という声も…。
運転手に限らず、働く人に対して「ほかのことも知っていて当たり前」ではなく、「知っている人でよかった、教えてもらえてありがたい」という考えでいたいものですね。