ラーメンを食べて3人が食中毒 原因に「怖すぎる」「そんなことがあるなんて」 By - grape編集部 公開:2025-06-10 更新:2025-06-10 ラーメン店料理注意喚起肉食中毒飲食店 Share Tweet LINE ※写真はイメージ 細菌やウイルスの付着によって、下痢や腹痛、吐き気などの症状に見舞われる、食中毒。 食に絡むため、日常生活において比較的身近な症状といえますが、場合によっては、命を落とす危険性もあります。 恐ろしい食中毒から身を守るには、一人ひとりが正しい知識を持ち、常に警戒することが重要です。 店で出てきたラーメンにより、食中毒で複数名が搬送 2025年6月6日、兵庫県神戸市は、ウェブサイトで食中毒の発生事例を報告。市内の飲食店を利用した複数名に、症状が現れたことを明かしました。 報告によると、症状を訴えた3人は同じ会社に勤める同僚の関係。同年5月31日、中央区にあるラーメン店を4人で訪れたといいます。 しかし、提供された鴨出汁ラーメンや貝出汁ラーメンを口にしたところ、4人中3人が下痢や発熱などの症状に襲われる事態に。保健所へ報告するにいたったそうです。 その後、同月25日から同年6月2日に同店舗を利用した8グループ計16人のうち、調査を受けた7グループの計8人に、同じく下痢や発熱、頭痛などの症状が出ていたことが発覚。 調査の結果、保健所は食中毒の原因を加熱不十分な鶏チャーシューとし、3日間の営業停止命令を出しました。 食中毒の原因になりがちな『加熱不十分な肉』に注意 鶏チャーシューに限らず、加熱不十分な肉が原因の食中毒は、全国的に数多く報告されています。 肉に、寄生虫や病原性の細菌が付着していることは、珍しくありません。それらを取り除くため、調理段階で熱する必要があるのです。 重要なのは、肉の中心部までしっかりと色が変わるよう加熱すること。一般的に、75度で1分以上加熱するよう推奨されています。 ※写真はイメージ 今回のように、飲食店で提供された料理で、食中毒が発生する可能性があることも忘れてはなりません。 現にSNS上では、「飲食店へ食事をしに来たけれど、どう見ても肉に火が通っていない」といった写真付きの報告が上がり、騒動が起こることも。 飲食店の料理は、多くの人が信頼感を持って食べているはずです。こうした事例が明るみに出るたび、ネットでは「飲食店でも起こるだなんて、怖すぎる」や「そんなことがあるなんて…」といった声が上がります。 提供された料理でも、念には念を入れて、肉にしっかりと火が通っているかを視覚的に確認してから、口にしたほうがいいでしょう。 出典grape/神戸市 Share Tweet LINE
細菌やウイルスの付着によって、下痢や腹痛、吐き気などの症状に見舞われる、食中毒。
食に絡むため、日常生活において比較的身近な症状といえますが、場合によっては、命を落とす危険性もあります。
恐ろしい食中毒から身を守るには、一人ひとりが正しい知識を持ち、常に警戒することが重要です。
店で出てきたラーメンにより、食中毒で複数名が搬送
2025年6月6日、兵庫県神戸市は、ウェブサイトで食中毒の発生事例を報告。市内の飲食店を利用した複数名に、症状が現れたことを明かしました。
報告によると、症状を訴えた3人は同じ会社に勤める同僚の関係。同年5月31日、中央区にあるラーメン店を4人で訪れたといいます。
しかし、提供された鴨出汁ラーメンや貝出汁ラーメンを口にしたところ、4人中3人が下痢や発熱などの症状に襲われる事態に。保健所へ報告するにいたったそうです。
その後、同月25日から同年6月2日に同店舗を利用した8グループ計16人のうち、調査を受けた7グループの計8人に、同じく下痢や発熱、頭痛などの症状が出ていたことが発覚。
調査の結果、保健所は食中毒の原因を加熱不十分な鶏チャーシューとし、3日間の営業停止命令を出しました。
食中毒の原因になりがちな『加熱不十分な肉』に注意
鶏チャーシューに限らず、加熱不十分な肉が原因の食中毒は、全国的に数多く報告されています。
肉に、寄生虫や病原性の細菌が付着していることは、珍しくありません。それらを取り除くため、調理段階で熱する必要があるのです。
重要なのは、肉の中心部までしっかりと色が変わるよう加熱すること。一般的に、75度で1分以上加熱するよう推奨されています。
※写真はイメージ
今回のように、飲食店で提供された料理で、食中毒が発生する可能性があることも忘れてはなりません。
現にSNS上では、「飲食店へ食事をしに来たけれど、どう見ても肉に火が通っていない」といった写真付きの報告が上がり、騒動が起こることも。
飲食店の料理は、多くの人が信頼感を持って食べているはずです。こうした事例が明るみに出るたび、ネットでは「飲食店でも起こるだなんて、怖すぎる」や「そんなことがあるなんて…」といった声が上がります。
提供された料理でも、念には念を入れて、肉にしっかりと火が通っているかを視覚的に確認してから、口にしたほうがいいでしょう。