「またおいしいみかんを作りたい」 豪雨によって壊滅的な被害を受けた愛媛県のみかん農家が立ち上がる! By - @Heaaart編集部 公開:2018-09-07 更新:2018-09-27 クラウドファンディング四国地方平成30年7月豪雨愛媛 Share Tweet LINE みかんの産地として有名な、愛媛県。 中でも、高い出荷量を誇るのが愛媛県の南部に位置する宇和島市吉田町です。 吉田町は急傾斜地が多く、水はけがよいので、甘いみかんが育ちやすい環境となっています。 吉田町の美しい風景を、動画でご覧ください。 しかし、2018年7月。西日本を中心に、各地で家屋の浸水や土砂崩れなどの被害をもたらした『平成30年7月豪雨』により、吉田町は甚大な被害を受けてしまったのです。 地中に大量の水が浸透して地盤が緩み、元々傾斜のある地形も災いして、深刻な土砂崩れが発生してしまいました。 山の頂上から崩れ落ちてきた土砂は、みかんの木を根こそぎ持って行き、山ごと姿を消してしまったのです。 それだけではありません。スプリンクラーや、モノラックと呼ばれる収穫物や肥料を運んでくれるモノレールなど、みかん作りに必要な設備も破損し、使い物にならなくなってしまいました。 普段使っていた農道も崩壊してしまい、園地に足を運ぶこともできないそうです。 吉田町の中でも特に被害が大きいとされている玉津地区の様子を、動画でご覧ください。 玉津地区は、40歳代以下の若い後継者が約45名もいる、全国でも珍しい地域です。 しかし、今回の災害によって意欲を失ってしまい、離農しようと考える人が増えてしまったそうです。 みかん栽培を終わらせたくない。 若い後継者たちの熱意を絶やしたくない。 そのためには、一刻も早くみかん栽培を再開させなければなりません。 平成30年7月豪雨は『激甚災害』の指定を受けたため、国からの補助が増加します。しかし、それだけでは足りません。 そこで、玉津地区のみかん農家は現在、全国各地の人々から広く支援金を募ることができるクラウドファンディングで、復旧に必要な資金を募っています。 園地を整備するのに約5年、そして木を植えて収穫できるまでにさらに約5年はかかってしまうと見られています。 1日でも早くみかん栽培が再開され、再びおいしいみかんが作れるように、みなさんで応援しましょう! 【豪雨災害復興】愛媛県のみかん産地”吉田町” みかんづくりを再開したいプロジェクト [文・構成/@Heaaart編集部] 出典玉津地区の現在2018/7/生産地紹介 玉津共選場【愛媛】 Share Tweet LINE
みかんの産地として有名な、愛媛県。
中でも、高い出荷量を誇るのが愛媛県の南部に位置する宇和島市吉田町です。
吉田町は急傾斜地が多く、水はけがよいので、甘いみかんが育ちやすい環境となっています。
吉田町の美しい風景を、動画でご覧ください。
しかし、2018年7月。西日本を中心に、各地で家屋の浸水や土砂崩れなどの被害をもたらした『平成30年7月豪雨』により、吉田町は甚大な被害を受けてしまったのです。
地中に大量の水が浸透して地盤が緩み、元々傾斜のある地形も災いして、深刻な土砂崩れが発生してしまいました。
山の頂上から崩れ落ちてきた土砂は、みかんの木を根こそぎ持って行き、山ごと姿を消してしまったのです。
それだけではありません。スプリンクラーや、モノラックと呼ばれる収穫物や肥料を運んでくれるモノレールなど、みかん作りに必要な設備も破損し、使い物にならなくなってしまいました。
普段使っていた農道も崩壊してしまい、園地に足を運ぶこともできないそうです。
吉田町の中でも特に被害が大きいとされている玉津地区の様子を、動画でご覧ください。
玉津地区は、40歳代以下の若い後継者が約45名もいる、全国でも珍しい地域です。
しかし、今回の災害によって意欲を失ってしまい、離農しようと考える人が増えてしまったそうです。
みかん栽培を終わらせたくない。
若い後継者たちの熱意を絶やしたくない。
そのためには、一刻も早くみかん栽培を再開させなければなりません。
平成30年7月豪雨は『激甚災害』の指定を受けたため、国からの補助が増加します。しかし、それだけでは足りません。
そこで、玉津地区のみかん農家は現在、全国各地の人々から広く支援金を募ることができるクラウドファンディングで、復旧に必要な資金を募っています。
園地を整備するのに約5年、そして木を植えて収穫できるまでにさらに約5年はかかってしまうと見られています。
1日でも早くみかん栽培が再開され、再びおいしいみかんが作れるように、みなさんで応援しましょう!
【豪雨災害復興】愛媛県のみかん産地”吉田町” みかんづくりを再開したいプロジェクト
[文・構成/@Heaaart編集部]