世界一周旅行に行きたい。
ブランドのバックが欲しい。
高級なお酒をたくさん飲みたい。
美味しい料理を思いっきり食べたい。
夢はつきませんが、宝くじで高額当選したとしたら、何をしたいですか?
その夢が叶うかもしれない、金運のパワースポットが佐賀県の離島にあります。
出典 宝当神社
噂の神社があるのは、唐津湾に浮かぶ高島です。
高島へは唐津城すぐ近くの宝当桟橋から船で渡って行くことができます。
爽やかな風や唐津湾の風景を見ながら、約10分とあっという間に到着するのも嬉しいですね。
唐津の離島に佇む!金運アップのパワースポット
宝くじファンの信仰を集める「宝当神社」。
この神社に参拝した人が何人も高額当選をしたという口コミや、「宝が当たる」という縁起の良い名前が評判を呼び、現在では全国各地から年間約20万人もの人が訪れる大人気のスポットです。
出典 宝当神社
この神社の由来は、戦国時代にまで遡ります。
この神社に祀られているのは、野崎隠岐守綱吉命(のざきおきのかみつなよしのみこと)。
戦国時代に信州の国で誕生した野崎隠岐守綱吉は、軍事的な才能を持ち、豊後の大友義鎮公のもと、華々しい活躍をしていました。
しかし、野崎隠岐守綱吉の力を恐れたり、ねたんだりした人の策略により、住んでいた土地を追われ、小舟で辿り着いたのが、高島だったと言われています。
当時高島の人々は、筑前国の海賊であった火山神九郎に怯えながら生活しており、この地には、野崎隠岐守綱吉が火山神九郎から島人を助けたという逸話も残っています。
明治時代に入ると、島の暮らしを支える製塩業が活発になり、島人の生活にもゆとりが出始めました。
そんな暮らしがあるのも野崎隠岐守綱吉のおかげだと考えた人々が、野崎隠岐守綱吉を祀っていたこの神社を島の宝だという意味を込めて「寶當神社」と刻んだ石造りの鳥居を奉納したとされています。
それがきっかけとなり、宝当神社(ほうとうじんじゃ)と呼ばれるようになったのです。