日本国内には様々な重要文化財がありますが、島根県には国宝にも指定されている「松江城」があります。
今回はその松江城周辺を巡る「堀川めぐり」についてご紹介します!
松江城とは現存する12天守のひとつ
日本全国にお城は存在していますが、実は現存する天守は12天守のみです。
その他のお城は後に復元されたものになります。
松江城はその12天守の内のひとつで、現存する天守の中では5番目に古いと言われています。
出典 photo AC
廃藩置県により廃城となるはずだった松江城ですが、市民の力によって天守閣は残すことが出来たそうです。
国宝に指定された経緯も、市民の方々が何度も申請したことによる努力の結果であり、松江城がどれだけ大切にされてきたのかわかりますね。
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元々、天守閣は織田信長が築城した安土城が始まりと言われており、松江城はその形を受け継いだ正統天守閣と言われています。
壁がなく360度見回せる望楼が特徴的です。
面積は現存天守の中で2番目の広さであり、松江城とその側にある松江城山公園は観光名所として有名です。
春になると、約200本ある桜が咲き誇り、とても綺麗な光景に目を奪われるでしょう。
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そんな松江城の周りには築城されたときと同時期に造られたとされる堀が、一部そのままの姿で残っています。