今回は『奈良国立博物館』についてご紹介します。
東大寺をはじめ名だたる神社仏閣に囲まれた奈良公園の一角にある奈良国立博物館は、仏教美術を主に多数の貴重な文化財の保存・展示がされています。
貴重な歴史・文化を後世に伝える同館には4つのギャラリーがあります。
なら仏像館と青銅器館
最初にご紹介するギャラリーは「なら仏像館」。上記でも紹介した外観の建物です。
奈良で最初に建築されたと言われる本格的な洋風建築で、白い外観が目印となります。
画像提供 奈良国立博物館
こちらはその名の通り、仏像のギャラリー。
飛鳥時代~鎌倉時代までに作られた仏像が常に100体近く展示されており、仏像ガールにとって天国のような場所かもしれません。
国宝や重要文化財に指定されている仏像もあり、きっとお気に入りの仏像に出会えること間違いなしです!
なら仏像観から渡り廊下を歩いて行けるのは2つ目のギャラリー「青銅器館」です。
当初は博物館の収蔵庫でしたが、2002年に展示施設として改装されました。
名品展「中国古代青銅器<坂本コレクション>」で約380点の青銅器が展示されています。
【おしらせ】 #なら仏像館 「珠玉の仏たち」青銅器館「中国古代青銅器〈坂本コレクション〉」は、毎週金曜日と土曜日は午後8時まで、開館しております。(写真は「五大明王像」→ https://t.co/K5zgdHa1MT ) #奈良国立博物館 pic.twitter.com/gsToH3wwKp
— 奈良国立博物館 (@narahaku_PR) 2017年3月31日
中国古代でどのように青銅器が使われていたかを一度に見ることが出来ます。
器だけでなく、楽器としても使われていた青銅器についてなども知ることができますよ♪
東新館と西新館
「東新館」と「西新館」は中央エントラスホールで繋がっています。
画像提供 奈良国立博物館
東新館では小規模な展覧会を開催するのに利用されており、西新館では約1か月ごとに展示物を入れ替えながら名品展を開催しております。
この2つの施設を利用して、期間限定の特別展が開催されることもあります。
※許可を得て掲載しております。