土門氏の故郷・酒田市に佇む!周辺環境との調和にこだわった記念館
美術館が佇むのは、山形県酒田市の緑豊かな鳥海山を借景とする飯森山公園内。
酒田市出身の土門氏は、1974年に酒田市名誉市民第1号に選ばれています。
それを受けて、土門氏は自身の全7万点の作品を酒田市に寄贈し、1983年に日本初の写真専門の美術館として、「土門拳記念館」が誕生したのです!
▼別名「拳湖」とも呼ばれる 白鳥池と記念館の外観!
▼中から目にする自然にも心が癒されます
土門拳記念館さんの投稿 2017年11月2日木曜日
記念館に華を添える名芸術家たちの作品
敷地内には、土門氏の豊かな才能を示すように、土門氏と親交が深かった芸術家の作品も展示されています。
著名な芸術家の作品と出逢えるのも良いですね♪
▼フランスでブランクーシのもとで修業を積んだイサム・ノグチ氏による「土門さん」と名付けられた彫刻
▼華道・草月流の家元としても映画監督としても世界に名を馳せた勅使河原宏氏による庭園「流れ」
▼東京オリンピックのポスターなど、数々のデザインを手掛けた亀倉雄策氏作のエントランスの銘板
▼独自の感性で蛙を詠んだ句を多く残した草野心平氏筆の「拳湖」
「リアリズム」という独自のフィルターを通して撮影された多くの作品は、世代や国境を超えて今なお多くの人に愛され続けています。
そんな土門氏の作品のみならず、イサム・ノグチ氏など、土門氏と親睦が深かった名だたる芸術家たちの作品とも出逢える「土門拳記念館」は、芸術の秋にこそ訪れたいお勧めのスポットです。
※許可を得て掲載しております。
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