1人の写真家の作品にこだわって展示した世界的にも珍しい、山形県酒田市の「土門拳記念館」。
この美術館は、写真専門の美術館としては日本初であり、世界でも珍しい美術館です。
「土門拳記念館」をご紹介します。
リアリズムの視点で昭和の日本を撮り続けた写真家・土門拳
画像提供 土門拳記念館
戦前・戦後と目まぐるしく変化する日本において、演出を嫌い、そこに流れる一瞬一瞬の場面を大切に、日本の伝統文化や報道写真を撮り続けた一人の写真家がいます。
それが、土門拳氏です。
▼土門氏が愛用していたカメラも展示されています
土門拳氏の言葉を借りるなら「絶対非演出の絶対スナップ」。
館内には、演出を好まず、「リアリズム」という独自の視点にこだわり、撮影された作品の数々が展示されています。
嘘のない真実ならではのリアルな世界観だからこその土門氏の作品が観るものの心を強く掴んで離しません。
▼土門氏の力作が飾られた主要展示室には椅子も配されていますので、座ってじっくり眺めたいですね!
記念館の魅力はまだあります♪