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「仕事場までは通勤というより散歩です」地方から都会に宣戦布告したポスターが羨ましすぎ!

By - ゲストライター  公開:  更新:

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はじめまして、POPSのクリエイティブディレクターの田中淳一です。

POPSは、Creativity for local, social, globalを掲げるクリエイティブ・ブティックで日々、各地を飛び回って、地域をクリエイティブで元気にしよう!と活動をしています。

今回は私が制作した『住みたい街常連の吉祥寺へ、日本一住みたい田舎、鳥取市からの伝言』をご紹介します。この作品では吉祥寺駅だけをターゲットに定めて、ポスターを制作しました。

そうしたところ、掲出直後から「面白い!」「鳥取市行って見たい!」などの好意的な反響とともに、「鳥取市が吉祥寺に宣戦布告!」「鳥取市が吉祥寺を挑発」などともSNS上で盛り上がってしまい、僕らとしてはそんなつもりは全くなかったのですが(苦笑)、都会の満員電車、やっぱりみんな辛いんだなぁと思い知りました。

何を隠そうこのコピーは、普段東京に住んでいる僕自身が、満員電車が大の苦手で、日々感じていることがベースになっています。ちなみに僕は基本、早朝出勤と各駅停車で通勤ラッシュを避けて生活しています!

時々僕もホームでの言い合いを目撃することがあるのですが、上のポスターの撮影では出演者が足りなかったのでその辺にいる人たちに声を掛けたらみなさんどんどん寄ってきていや、参加してくれて。

ちなみにこのポスターを撮影した吉岡温泉町にあるパーラー株湯のプリンは超絶においしかったです!近くには公共の足湯もありますので、湯に浸かりながらプリンを食べれば、都会のストレスもきっと軽減されると思います。

吉祥寺といえば、井の頭公園が緑豊かな癒しのスポットなのですが、鳥取市近郊の智頭町は93%が森なのでもはや森林浴がデフォルトですね。

吉祥寺は実はフクロウカフェなどの動物カフェが多いんですが、鳥取市に近い新温泉町にはなんと『おばあかふぇ』なるものがあるんです!

ちゃんと出退勤の札も掛かっていて、お目当てのおばあがいるかどうかも一目瞭然。お茶をすすりながら、おばあとのまったりしたひと時を楽しめます。

ハンター女子なるかたも鳥取市にはいらっしゃって、自分で罠を仕掛けて獣を獲り、宿で提供して生計を立てている人もいます。

他には銀行員をしながら、時々、百貨店の屋上でバーを営むイケメンさんもいたりと。街中と自然のコントラストが強いのも鳥取市の特徴かもしれません。

子育て環境も、子どもと大人の遊び場も豊富な鳥取市。

お年寄りも活き活きしてました。撮影モデルは全員、鳥取市とその近郊の麒麟のまちのみなさん。ポスターの撮影を担当した写真家は“浅田家”で木村伊兵衛賞を受賞した浅田政志さん。

ポスターのコピーから発想して市民の人たちに小道具を持ってもらったり、変わったポーズしてもらったり。最初はガチガチだったみなさんも、とってもステキな表情をしてくれました。

下のポスターの女性、実は去年まで吉祥寺駅を使い明治大学に通っていたんです。

昨年、鳥取市が実施した『すごい!鳥取市ワーホリ』に参加して、鳥取市へ移住。鳥取名物の白バラ牛乳を飲みながら物思いにふける彼女の表情、ステキですよね。

そして今年も、ポスターに登場した鳥取ブラザー&シスターのみなさんにも会える 『すごい!鳥取市ワーホリ』実施中です!一人当たり3万円の支援金も出ちゃいますよ。気になったかたはぜひチェックしてみてください。


[文・田中淳一/構成・@Heaaart編集部]

田中淳一 クリエイティブディレクター、コピー&シナリオライター

クリエイティブブティックPOPS http://pops-inc.jp
早稲田大学第一文学部演劇専修卒業。ADKにてほぼ全業種の商品、企業広告を担当後、Creativity for Local, Social, Globalを掲げPOPS設立。松山市、鳥取市、東京都など25都府県超で自治体や地域企業のブランディングなどを手がける。’15〜17グッドデザイン賞受賞展Creative Director、長編ムービーの脚本なども。国内外50以上の広告賞受賞、国内外審査員歴多数。

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