『法華堂』と『戒壇堂』
東大寺の中でも一番古い『法華堂』は別名、三月堂とも呼ばれています。
その理由は旧暦3月に法華会が行われていたからです。
Photo by PIXTA
正堂と礼堂の2棟を繋いだ造りになっています。
違う時代に造られた建物をつないだため違う建築様式が混在しています。
法華堂を見に行くなら、この時代の違う建築様式で造られたところに注目です!
初めて建てられた正式な授戒の場『戒壇堂』
『戒壇堂』は授戒を行う場として作られ、ここで戒律が授けられます。
東大寺の戒壇堂は日本で初めて、僧侶に授戒を行う場として作られました。
戒壇院には元々戒壇堂の他に講堂、僧坊、廻廊などがありましたが、度重なる災害により現在は戒壇堂の他には千手堂のみが復興されています。
堂内では写真撮影やスケッチは禁止されています。
また、懐中電灯の使用もダメなんだそうで、うっかりライトをつけないようにお気をつけください。
『東大寺』へ行ってみよう!
今回は入堂料がかかる三つのお堂を紹介しましたが、広い東大寺の中には他にも見所があります。
奈良に訪れた際は是非、東大寺へ行ってみてはいかがでしょうか?
東大寺へは近鉄奈良駅から歩いて20分で着きます。
歩く距離を短くするなら、JR大和路線もしくは近鉄奈良線・奈良駅からバスで「大仏殿春日大社前」まで行き、そこから歩いて5分の距離にあります。
※許可を得て掲載しています。
関連記事
1 2