神社に関わる動物と言えば、キツネやヘビ、牛など、日本人にとって馴染み深い生き物を想像すると思いますが、今回紹介するのは『パンダ宮司代理』です。
なぜ日本の神社にパンダが関係しているのか…、そして代理とは一体何なのでしょう?
(神社にパンダ…!?)
出典: エビジョイ
『パンダ宮司代理』が居るのは、神奈川県海老名市にある『有鹿神社』です。
有鹿神社はなんと、相模国で最も古く歴史のある神社であり、地域の人々に「お有鹿様」と呼ばれ、親しまれています。
(厳かな雰囲気)
こんにちは。
この辺の水道水は石灰分が多く、強酸の洗剤で銅を痛めるのも怖いので、洗顔&歯磨き後も白い石灰分はあんまり変わりませんが〜🐉📸🐙)))) pic.twitter.com/FH6BdQjK6v— 有鹿神社 @栃尾揚げ党 (@arukajinja) 2017年8月2日
有鹿神社には豊穣の神とされる『有鹿比古命』と、水の女神とされる『有鹿比女命』が祀られています。
縄文時代にはすでに祭祀が行われていたとされており、近代では大変古い貴重な祭祀遺物が周囲でたくさん見つかっているそうです。
そんな歴史の深い有鹿神社に、何故『パンダ宮司代理』が…!
元々は宮司さんのあだ名から
パンダ宮司代理の成り立ちは、元々パンダ宮司代理さんのご家族である「パンダ宮司」と呼ばれる宮司さんから来ているそう。
(※パンダ宮司代理さんの中の人はタコ禰宜さんです)
パンダ宮司さんの不在時、タコ禰宜さんがパンダのパペット画像をTwitterに上げたことでテレビ局が取材に来て、それを切っ掛けにタコ禰宜さんがパンダの被り物をすることになり、『パンダ宮司代理』が誕生したのだとか。
(パペットのパンダは今でも現役!)
今日の欅根花壇です〜🌿 pic.twitter.com/4cg5acMPz6
— 有鹿神社 @栃尾揚げ党 (@arukajinja) 2017年8月14日
この可愛らしい被り物のパンダですが、なんと自作なのだそう。
優しく朗らかな顔をしており、神社を訪れた人々の心を癒してくれています。
出典: エビジョイ
夏の暑い日には辛そうなパンダヘッドですが、中には空冷システムが内蔵されているそう!
※この記事は許可をいただいて掲載しています。
かわいい…